YAMAHA INPRES DRIVESTAR TYPE/S (ヤマハ インプレス ドライブスター タイプ S)ドライバー をじっくりと試打しました。
ヘッドの重みを感じながら、ゆったりと遅めのヘッドスピードで振り抜くと、高初速の高ミート率でぶっ飛びます。
軽量なのに安定したインパクトゾーンが作りやすいから、何発打ってもぶっ飛んでくれる。
つかまえやすい兄弟モデルの”タイプD” と比べると、アスリートっぽい味付けです。
ナチュラルフェードで弾道が強い。素敵なアスリートっぽい顔。打感もいいし操作性も悪くない。
アスリートっぽいと言っても、ミスに寛容で、間違いなくやさしさはトップクラス。
最近パワーの衰えを感じ始めた熟練ゴルファーが、飛距離を取り戻せそうなワクワク感があります。
どんなクラブなのか、実際に打った体験とトラックマンで計測したデータをもとに、その評価を項目別に解りやすくレビューします。
試打クラブのスペック
YAMAHA INPRES DRIVESTAR TYPE/S DRIVER
(ヤマハ インプレス ドライブスター タイプSドライバー)
/2024年10月発売モデル
【ロフト】
・9.5°
・10.5°
【シャフト】
・SPEEDER NX for Yamaha TM-425D(S)(SR)(R) 先中調子/¥97,900(税込)
試打を終えた率直な感想は
この３項目が最大のお勧めポイント
- アスリートが使える軽量タイプ
- 強弾道でよく飛ぶ
- 左のミスが出にくい
気になった点もあります
- もう少し重い仕様も欲しい
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インプレス ドライブスター タイプS ドライバー の評価【9.5/10】
【構えやすさ】9.5
460ccですが、1割ぐらい小さく見えるスッキリ感。
やさしさとアスリートっぽさが融合した癖のない構えやすい顔です。
【距離性能】10.0
「10.5°× SPEEDER NX for Yamaha TM-425D(SR) 」を使用して 40m/s前後で振った時の測定値です。
平均よりもちょっと遅めぐらいで振り抜くと、高いミート率でぶっ飛びます。
下記の表は 「9.5°× SPEEDER NX for Yamaha TM-425D(S)」を使用して、トラックマンで測定した平均値です。
| INPRES DRIVESTAR TYPE/S ドライバー | 9.5°× SPEEDER NX for Yamaha TM-425D(S) |
|---|---|
| ヘッドスピード | 44.7m/s |
| ボール初速 | 65.8m/s |
| キャリー | 245.2y |
| トータル | 267.1y |
| 打ち出し角 | 14.4° |
| バックスピン | 2,550rpm |
| ミート率(SMASH FAC.) | 1.47 |
試打データから解った事は
①高初速でぶっ飛ぶ
②左のミスが出にくい
③方向性がいい
④スピンは少なめ
⑤オフセンターのロスが少ない
予想以上に強弾道でぶっ飛びました。ほぼ理想的な数値です。
【弾道の高さ】9.0
風に左右されにくい中高弾道です。9.5°はやや低めの弾道になる。
【つかまり】8.5
ライ角は前作(インプレス ドライブスター ドライバー 2023)と同じ。タイプDよりも１°フラット。ターンは控えめ。
自然にドローが打てるような味付けではない。ストレートからセミフェードの弾道。
【操作性】9.0
曲がり過ぎない範囲で安全に操作できます。
【打感】9.0
新採用の「8軸積層カーボンフェース」は、弾きとたわみが同時に感じられて、なかなか心地いい。
音も悪くない。
【やさしさ】9.5
オフセンターのロスが少なくて、方向性がいい。
引っかけのミスが出にくくて、安全なナチュラルフェードになります。
ナーバスにならなくても、気楽に振り抜けばフェアウエイの範囲に着弾してくれる。
ミスに寛容で、間違いなくやさしさはトップクラス。
ヘッド、シャフトは極端に軽くはないのに、35gの軽量グリップ。全体重量はゼクシオと同じレベル。
その結果、D4というバランスに仕上がっている。ヘッドの重みを感じながら、大きなスイングアークが描きやすい。
グニャグニャ感がなく、レールの上を走るような安定したインパクトゾーンが作りやすい。軽さによるネガが全く感じません。
前作(インプレス ドライブスター ドライバー 2023)と比べると、アスリート色が強い。特別に球が上がりやすい訳じゃない。ドローが打ちやすい訳でもない。それが欲しければ兄弟モデルのタイプDがある。
最近パワーの衰えを感じるから、RMXなどのアスリート系は重量的に厳しくなってきた。でも、上がり過ぎや、左のミスを回避したい。アスリート好みの顔にもこだわりたい。
そんな熟練ゴルファーにピタリとハマりそう。
【総合評価】9.5/10
【構えやすさ】9.5
【飛距離】10.0
【弾道の高さ】9.0
【つかまり】8.5
【操作性】9.0
【打感】9.0
【やさしさ】9.5
標準シャフトは１種類
標準仕様のシャフトは１種類のカーボン
・SPEEDER NX for Yamaha TM-425D(S)(SR)(R) 先中調子/¥97,900(税込)
カーボンシャフトの印象は
・手元がしっかりして、先がよく走る。よくつかまり高く上がるやさしいシャフトです。フレックスの差が大きい。
(S)で41〜44m/s、(SR)で37〜41m/s、(R)で35〜38m/sぐらい。
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オススメしたいゴルファーは
こんな人にメリットがあります
- ボテッとした顔が苦手
- 軽量で飛ばしたい
- 左のミスを減らしたい
- ヘッドスピードは特別速い方ではない
こんな人にはデメリットも
- 球が上がりにくい
- 右のミスが多い
- 非力なゴルファー
インプレス ドライブスター タイプS ドライバー の競合モデルは
競合が多いですが、これらのモデルがよく似た性能です。
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前作との違い・進化した点
前作(インプレス ドライブスター ドライバー 2023)の後継モデルになります。比較すると、
・スッキリした構えやすい顔
・弾道が強い
・左のミスが出にくい
・打感と打音が改善された
インプレス ドライブスター タイプS ドライバー の口コミ
スライスが出ます。私のレベルは迷わずタイプＤです。
《T.Tさん(40代) HDCP25, スライス系 39m/s,》
ターンしないので、インサイドアウトに振ると、ちょっとプッシュが心配です。
《KUNIさん(50代) HDCP11, ドロー系 44m/s》
普段使ってるマイクラブよりもこんなに随分軽いのに打ちやすいです。かなり好印象です。コレいいかも。
《RYOJIさん(50代) HDCP3, フェード系 48m/s》
商品情報(スペック)
| メーカー | YAMAHA (ヤマハ) |
| 商品名 | INPRES DRIVESTAR TYPE/S DRIVER インプレス ドライブスター タイプSドライバー |
| ロフト |
|
| ライ角 | 59° |
| 体積 | 460㎤ |
| 構造 | 811チタン精密鋳造ボディ、カーボンフェース、カーボンクラウン、ステンレスウェイト |
| グリップ | ゴルフプライド Y25GH3559 （35g・M60相当・BL有・ロゴ表) |
| シャフト/価格 | SPEEDER NX for Yamaha TM-425D(S)(SR)(R) 先中調子/¥97,900(税込) |
| シャフト長 | 45.75インチ |
まとめ
ヤマハ INPRES DRIVESTAR TYPE/S ドライバー は、アスリートっぽい味付けですが、ミスに寛容で、間違いなくやさしさはトップクラス。
ゆったりと遅めのヘッドスピードで振り抜くと、高初速の高ミート率でぶっ飛びます。
オフセンターのロスが少なくて、方向性がいい。素敵なアスリートっぽい顔に、打感もいいし操作性も悪くない。
パワーの衰えを道具でカバーしたい熟練ゴルファーを満足させる素晴らしいドライバーです。
クーポンで大幅値下げ！
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