BRIDGESTONE (ブリヂストン) 242CB+(プラス) アイアン 2024年モデル をじっくりと試打しました。
方向性が良くて、薄めにヒットしても高弾道のキャリーが打てます。
ラウンドソールがよく滑り、払い打ちでも上がってくれます。
やさしく上がる軟鉄鍛造アイアンです。
ロングアイアンにはタングステンが内蔵され、さらにやさしくなった。
舌が肥えた上級者を満足させる吸い付くような心地いい打感が味わえる。
穴が見えなくなった外観のカッコよさもおすすめです。
どんなクラブなのか、実際に打った体験とトラックマンで計測したデータをもとに、その評価を項目別に解りやすくレビューします。
試打クラブのスペック
242CB+アイアン
/2024年9月発売モデル
【番手/ロフト】
・5/24°
・7/31°
・PW/46°
【シャフト/価格(6本セット:5-PW)】
・Diamana Thump iB70 (S) /¥145,200(税込)
・Modus3 Tour 105 (S) /¥145,200(税込)
試打を終えた率直な感想は
この3項目が最大のお勧めポイント
- 軟鉄鍛造の心地いい打感
- フェース下部でも球が上がりやすい
- 抜けがいいラウンドソール
気になった点もあります
- 50°ぐらいのAWが欲しい
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242CB+ アイアン の評価【9.3/10】
【構えやすさ】9.5
アスリートアイアンに少しの安心感をブレンドしたやさしい顔。
ほんの少しセミラージ、ちょっとだけセミグース、すこし厚めのトップライン。
やっぱりブリヂストンのアイアンはいい顔してます。
【飛距離性能】9.0
「7番× Diamana Thump iB70 (S)」でドライバーのヘッドスピードが40m/s前後をイメージして振った時の測定値です。
ゆっくり振ってこれだけ飛んでくれる。ヘッドスピードが速くなくても、高弾道でよく飛んでくれます。
軟鉄鍛造アイアンとしてはよく飛ぶ部類に入ります。
下記の表は 「7番×Modus3 Tour 105 (S)」を使用して、トラックマンで測定した平均値です。
242CB+アイアン(2024) | 7番(31°)×Modus3 Tour 105 (S) |
---|---|
ヘッドスピード | 38.3m/s |
ボール初速 | 51.8m/s |
キャリー | 159.1y |
トータル | 167.7y |
打ち出し角 | 19.0° |
バックスピン | 5,937rpm |
落下角度 | 48.2° |
ミート率(SMASH FAC.) | 1.36 |
試打データから解った事
①フェース下部でも球が上がりやすくてキャリーが出る
②球の高さに安定感がある
③オフセンターのロスが少ない
④スピンは標準レベル
⑤飛び過ぎのミスが出ない
軟鉄としてはよく飛ぶ部類に入る距離。
5番アイアンが上がりやすくてキャリーが出しやすい。
【弾道の高さ】9.5
ロフト以上に球が上がってくれます。どの番手も球が高い。
前作(222cb+アイアン)との大きな違いは4番、5番にタングステンが内蔵されたこと。この効果なのか、5番が球が上がりやすくて一段とやさしくなった印象。
前作はキャビティの下部に穴があったが蓋(ふた)をして、「インナーポケット構造」になった。
フェース下部だけ中空構造になっている。この構造が払い打ちでも持ち上げてくれます。
【つかまり】9.0
ターンは控えめ。ターンさせなくても直進方向に飛んでくれる。
自然につかまる味付けです。
【操作性】9.0
私の技量では低い球が打ちにくいが、曲がり過ぎない範囲で安全に操作できます。
【打感】9.5
軟鉄鍛造の心地いい打感です。
フェースがたわみ、ボールが吸い付き、柔らかさが前面に出る。芯の分厚さが少し欲しいと思う人もいるかも。
【やさしさ】9.0
払い打ちでもよく上がり、直進方向に高弾道のキャリーが打てます。
薄めにヒットしても球の上がりやすさがミスを帳消しにしてくれる。ほんと、やさしいです。
軟鉄としてはよく飛ぶが、カップフェースのアイアンと比べれば飛ぶわけではない。
7番で31度前後のセミアスリートモデルはクロムモリブデン鋼のような高反発素材をフェースに使用しているから、それらと比べると、飛ばない部類に入るかもしれない。
このクラスのライバルモデルは、概ねフェースに高反発な素材をはめ込んでいる。
やさしさや飛距離に釣られて購入してみると、どうしても打感や操作性がネックになり、結局手放してしまうアスリートが結構多い。
舌が肥えた上級者にはカップフェースは我慢できない。
軟鉄鍛造の味わいは忘れられるものではありません。
でも兄貴分の241CBアイアンやスリクソンZX7 MK2アイアン、プロギア01アイアン、などはやはりハードルが高い。
ロフトが極端に立ってなくてやさしい軟鉄鍛造アイアンが欲しい。そんなニッチな層が求める軟鉄鍛造アイアンはほとんどない。そこにピタッとハマります。
軟鉄鍛造のピュアな味付けを堪能しながら、その割には球が上がりやすくて、お助け要素がある。
今回は、外観上のネガティブ要素が無くなりました。
唯一無二の存在かもしれません。
【総合評価】9.3/10
【構えやすさ】9.5
【飛距離】9.0
【弾道の高さ】9.5
【つかまり】9.0
【操作性】9.0
【打感】9.5
【やさしさ】9.0
標準シャフトは
標準シャフトは3種類
- Diamana Thump iB70 (S)
- N.S.PRO 950GH neo (S)
- Modus3 Tour 105 (S)
オリジナル カーボンシャフトの印象は
Diamana Thump iB70 (S)は、軽過ぎない程度の計量シャフトっていう感じ。先が走り過ぎず暴れないから、インパクトゾーンが長くなりミートしやすくて球が上がりやすい。なかなかいいシャフトです。(S)で38~43m/sぐらい。
オススメしたいゴルファーは
こんな人にメッリットがあります
- 軟鉄鍛造の打感は譲れない
- 払い打ちするタイプ
- 高く上がって欲しい
- 安定感を重視する
- ヘッドスピードは特別遅い方ではない
- カッコいいアイアンが欲しい
こんな人にはデメリットも
- 弾道を抑えたい
- ダウンブローに打ち込むタイプ
BRIDGESTONE (ブリヂストン) 241CB アイアン 2024年モデル をじっくりと試打しました。よくつかまり、よく上がり、飛距離もしっかり出てくれる。操作性は満点。打感も満点。「デュアルカットのツアーコン[…]
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242CB+アイアンの競合モデルは
これらのモデルが比較対象になります。
前作との違い・進化した点
222CB+アイアンの後継モデルになります。比較すると、
・打感が改善された
・さらに球が上がりやすくなった
・特にロングアイアンが上がりやすくなった
・4番,5番にタングステンウエイトが内蔵された
・キャビティ内部の穴が見えなくなり、外観がスッキリした
242CB+アイアン の口コミ
私のパワーでも球が上がってくれます。打ちやすいですね。そしてカッコいいです。
《T.Tさん(40代) HDCP25, スライス系 39m/s,》
高さが出て方向がいいですが距離は普通です。軟鉄鍛造のやさしいバージョンですね。
《KUNIさん(50代) HDCP11, ドロー系 44m/s》
打感は文句なしです。5番アイアンが高弾道になるので、コンボもありですね。
《RYOJIさん(50代) HDCP3, フェード系 48m/s》
商品情報 (スペック)
メーカー | BRIDGESTONE GOLF (ブリヂストン ゴルフ) |
商品名 | 24B 242CB+(プラス) アイアン (2024年モデル) |
番手(ロフト/ライ角/シャフト長) |
※カーボンシャフトのシャフト長は+0.25″ |
ヘッド素材 | 【4,5】軟鉄(S20C)、タングステン 【6-PW】軟鉄(S20C) |
ヘッド製法 | 鍛造、CNC加工 |
グリップ | 【カーボン用】 ブリヂストンゴルフ オリジナルライトラバーグリップ ブラック・グレー(バックライン無し/口径60/重さ45.5g) (GBX0L) 【スチール用】 ブリヂストンゴルフ オリジナルラバーグリップ ブラック・グレー(バックライン無し/口径60/重さ49.5g) (GBX0M) |
シャフト | ・Diamana Thump iB70 (S) ・N.S.PRO 950GH neo (S) ・Modus3 Tour 105 (S) |
価格 | 【6本セット (5-PW)】 ¥145,200(税込) 【単品 (4)】 ¥24,200(税込) |
まとめ
BRIDGESTONE (ブリヂストン) 242CB+ アイアン 2024年モデルは、また一段階やさしくなりました。
払い打ちで薄めにヒットしても高弾道のキャリーが打てる。方向性もいい。
やさしく上がる軟鉄鍛造アイアンです。
吸い付くような心地いい打感は上級者も満足させるでしょう。外観も魅力的です。
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