BRIDGESTONE(ブリヂストン) BX2 HT ドライバー をじっくりと試打しました。
打ちやすい、やさしい、ミスが出ない。なのによく飛ぶ。予想以上に楽チンでした。
よくつかまり、よく上がり、高弾道が打ちやすい。
軽く振ってもぶっ飛んで、オフセンターのロスが少ない。
つかまり過ぎないドローバイアスの味付けで前作(B2HTドライバー)よりも左のミスが出にくくなった。
ハードヒッター向けの低スピンモデルと違い、丁度いいスピンでグイグイとキャリーが伸びてくれる。
平均ぐらいのヘッドスピード、ちょっと遅めのヘッドスピード、そのゾーンのゴルファーが効率よくぶっ飛ばせる味付けです。
飛距離と安心感と安定感が手に入る。
世の中にやさしいドライバーはたくさんあるが、日本人のパワーにピッタリって感じです。
どんなクラブなのか、実際に打った体験とトラックマンで計測したデータをもとに、その評価を項目別に解りやすくレビューします。
試打クラブのスペック
BRIDGESTONE(ブリヂストン)
BX2 HT ドライバー
/2025年9月発売モデル
【ロフト】
・9.5°
・10.5°
【シャフト／価格】
・Diamana BS50Ⅱ(S)(SR)(R) 中調子/¥93,500(税込)
・SPEEDER NX GOLD 50 (S) 中調子/¥115,500(税込)
試打を終えた率直な感想は
この３項目が最大のお勧めポイント
- 丁度いいスピンで高弾道に
- つかまり過ぎない程度のドローバイアス
- オフセンターのロスが少ない
気になった点もあります
- 標準シャフトの(S)(SR)(R)がよく似ている
クーポンあります！
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BX2HT ドライバー の評価【9.6/10】
【構えやすさ】9.5
投影面積が大きい丸形のクラウン。ヒール側にボリュームがあり、つかまってくれる安心感があります。
見るからにやさしそうな構えやすい顔です。
【飛距離性能】10.0
「10.5°×Diamana BS50Ⅱ(S)」を使用して40~42m/sぐらいで振った時の測定値です。
ゆっくり振っても十分な飛距離になる。ミート率の安定感がスゴイ。
平均ぐらい、またはやや遅めのヘッドスピードで振ると効率良く飛んでくれます。
下記の表は 「9.5°×SPEEDER NX GOLD 50 (S)」を使用して、トラックマンで測定した平均値です。
| BX2HT ドライバー | 9.5°×SPEEDER NX GOLD 50 (S) |
|---|---|
| ヘッドスピード | 44.6m/s |
| ボール初速 | 66.7m/s |
| キャリー | 246.8y |
| トータ4 | 267.0y |
| 打ち出し角 | 14.2° |
| バックスピン | 2,955rpm |
| ミート率(SMASH FAC.) | 1.49 |
試打データから解った事
①ドローバイアス
②ミート率が高い
③打ち出し角が高いが上がり過ぎるほどでもない
④オフセンターのロスが少ない
⑤スピンは多め
オフセンターでもミート率が高い。極めてミスに寛容な飛距離性能です。
【弾道の高さ】9.5
高く上がるが、上がり過ぎない。風に弱そうな弾道ではない。
10.5°は高弾道。9.5°はヘッドスピードが遅めの人には上がりづらいかも。
球が上がりそうなシャロー形状と後方に集中したウエイト。
【つかまり】9.5
普通に打てばナチュラルドロー。つかまり過ぎない丁度いい塩梅。
これなら右のミスは減らせるでしょう。
「アジャスタブル・カートリッジ」
スクリューウエイトを初期設定のままで打つとナチュラルドロー。入れ替えたら右のミスを消し去る強めのドローバイアスに変身した。
【操作性】8.0
安定感優先です。
【打感】9.5
よくたわんでよく弾く。手にやさしくて心地いい打感。
ミスヒットしても不快な振動が少ない。
【やさしさ】10.0
右プッシュが出ない安心感、
高く上がってくれる安心感、
軽く振っても飛んでくれる安定感。
安心感と安定感がハイレベル。
右のミスを消しながらハイドローに。
前作(B2HTドライバー)もやさしかったが、左のミスが出にくくなった。目を覆いたくなるようなミスが出ない。
これなら１番ホールのティーイングエリアで不安感ゼロで立つことが出来る。
信頼できるからドキドキしなくていい。
イマドキの低スピンモデルと違い、丁度いい塩梅でスピンが入り、非力でも球が持ち上がってキャリーが伸びてくれる。
平均ぐらいのヘッドスピード、ちょっと遅めのヘッドスピード、そのゾーンのゴルファーが効率よくぶっ飛ばせる。
ところが、
力尽くで叩くと、
「おいおい、そういうクラブじゃないぞ！」
とたしなめられる。
軽くスイングすればつかまったハイドローで初速が速い。叩いた時よりもよく飛んでいる。
「叩けばいいってもんじゃない！」
と、当たり前のことを思い出させてくれる。
高弾道の安定したキャリーボールが打てる日本人のパワーにピッタリのやさしいドライバーです。
【総合評価】9.6/10
【構えやすさ】9.5
【飛距離】10.0
【弾道の高さ】9.5
【つかまり】9.5
【操作性】8.0
【打感】9.5
【やさしさ】10.0
Nao標準シャフトは
標準シャフトは５種類のカーボンが用意されています。（※内１種類は特注専用で対応）
- Diamana BS50Ⅱ(S)(SR)(R) 中調子 (オリジナルカーボン)
- SPEEDER NX BS50w (S) 先調子 (オリジナルカーボン)
- TENSEI PRO BLACK 1K CORE 50 (S) 元調子
- SPEEDER NX GOLD 50 (S) 中調子
- TOUR AD FI-5 (S) 中調子 ※特注専用
オリジナルカーボンシャフトの印象は、
VENTUS BS50Ⅱ(S) は、軽量の割にはしっかり感があり、ダウンスイングでヘッドが行方不明にならない。コンタクトしやすくてよく飛ぶ。
３つのフレックスの差が少ない印象。対象ヘッドスピードは(S)で40〜43m/sぐらい、(SR)で38〜41m/sぐらい、(R)で36〜39m/sぐらい。
オススメしたいゴルファーは
こんな人にメリットがあります
- 右のミスを減らしたい
- 高い弾道を打ちたい
- 操作性は重視しない
- 平均ぐらい又はそれ以下のヘッドスピード
こんな人にはデメリットもあります
- 左のミスが多い
- 弾道を低く抑えたい
- パワーがあるゴルファー
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BX1 ST ドライバーの競合モデルは
競合するモデルが多いですが、これらのモデルがよく似た性能です。
BRIDGESTONE(ブリヂストン) BX1 ST ドライバー をじっくりと試打しました。振り抜きやすくてヘッドがビューンと走り、目の覚めるような低スピンの強弾道に。飛距離性能はトップレベル。前作(B1ST ドライバー[…]
前作との違い・進化した点
B2HTドライバー の後継モデルになります。比較すると、
・安定感が向上した
・飛距離性能がアップ
・左のミスが出にくくなった
・オフセンターのロスが改善された
BX2HT ドライバー の口コミ
10.5°は球が高く上がってくれます。打ちやすいですね。9.5°は低かったです。
《T.Tさん(40代) HDCP25, スライス系 39m/s,》
よくつかまってハイドローでぶっ飛びました。初速が速いです。
《KUNIさん(50代) HDCP11, ドロー系 44m/s》
高弾道でよく飛びます。それほどドローバイアスがきつくないので左のミスも出にくいです。
《RYOJIさん(50代) HDCP3, フェード系 48m/s》
商品情報 (スペック)
| メーカー | BRIDGESTONE GOLF (ブリヂストンゴルフ) |
| 商品名 | BX2HT ドライバー |
| ロフト/ライ角 |
|
| 体積 | 460cm3 |
| 素材 | ボディ：Ti811チタン合金 フェース：6AL-4Vチタン合金 ソール・クラウン：CFRP（Carbon Fiber Reinforced Plastics） 可変ウエイト：タングステンスクリュー（8g）、アルミスクリュー（2g） ウエイトパーツ：チタンウエイト（9g） |
| 製法 | ボディ：ロストワックス精密鋳造 フェース：プレス加工、CNCミーリング、レーザー加工 ソール・クラウン：熱圧成形（CFRP部） |
| グリップ | ブリヂストンゴルフ オリジナルラバーグリップ (バックライン無し/ブラック・グレー) 【Diamana BS50Ⅱ、SPEEDER NX BS50w用】 （GXV0L）口径 φ60/重さ 45.5g 【TENSEI PRO BLACK 1K CORE 50、SPEEDER NX GOLD 50用】 （GXV0M）口径 φ60/重さ 49.5g |
| 長さ | 45.5インチ |
| シャフト/価格 |
|
まとめ
ブリヂストン BX2HT ドライバー は、軽く振ってもぶっ飛んで、オフセンターのロスが少ない。
つかまり過ぎないドローバイアス。左のミスが出にくくなった。
丁度いいスピンで球が上がりやすい。
平均ぐらい又はちょっと遅めのヘッドスピードのゴルファーが効率よくぶっ飛ばせる。
飛距離と安心感と安定感が手に入る日本人のパワーにピッタリの打ちやすくてやさしいドライバーです。
【ヴィクトリアゴルフ】ブリヂストン BX2 HT ドライバー が早くも値下げ！
