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ピン PING iアイアンを試打して再確認したこと

ピンの新しい i BLADE(アイブレード)アイアンを先日試打しました。すると、あまりにも素晴らしくて欲しくなってしまいました。ただいま購入検討中です。

PING i BLADEの試打&評価と欲しい理由

でも、「そういえば、ピンには他にもいいアイアンがあるじゃないか」ってことで、i IRON と G IRON をじっくりと試打しました。

今回は発売から1年経ったピン i IRON(アイ アイアン)の評価と感想をレビューします。1年前にも試打しましたが、日本も含め世界のツアーで男女トッププロが愛用するこのアイアンはどんなクラブなのか再確認です。

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試打クラブ

【番手】
7番
【シャフト】
MODUS TOUR 120(S)
MODUS TOUR 105(S)

構えてみると意外にストレート

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i シリーズのアイアンは、i20→i25→i IRON と毎回グースが少なくなっています。ピンらしくない顔。っていうか構えやすい顔。ほぼストレートに近い。トゥ側が角ばってるから、かろうじてピンっぽいけど、いい顔です。

キャビティ構造

結構深いポケットキャビティなので、ミスに強くて球が上がりやすいのかな。

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重心が深いので球が上がりそうですが、、

打ってみると

いろんな打ち方を試してみた。球が上がりやすいのかなって甘く見ると、払い打ちはダメです。芯に当たりません。薄めにトップ気味に打つと、そのままトップボール。拾ってくれる感じはない。手にトップした感触が響きます。

ボール半分ぐらい右に置いて打ち込むと一転、少々ミスしても心地よく捕まり高弾道でよく飛びます。コンパクトに打ち込むだけでフェースが返ってドローボールになる。左が伸び上がらないようにインパクトまで我慢するのがポイント。

厚めに(ダフリ気味に)打ってもソールの抜けがいいので距離のロスがない。ぶっ飛ぶというより、ナイスショットの確率が高いから最大距離が連発する感じ。

これは、ある意味やさしいアイアンです。形を作っちゃえばオートマチックに打てる。

アイアンの基本を思い出させてくれました。シャフトの重みを利用してドーンと打ち込むと本当に気持ちいいインパクトが。手打ちで打つと、「コラッ!」って叱ってくれる。

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ただ、案外よく捕まっちゃうので、私の技量ではフェードボールが打ちにくい(こういうアイアンの方が好きですが)です。7番アイアンが9番アイアンを打ってるようにダウンブローに打てる。簡単です。

「アイアンってこんな感じに打つんだったな」と思い出しました。いいアイアンです。

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431ステンレススチールって柔らかいですね。打感も音もいい。でもミスしたら手に伝わります。ちゃんと打ち込める方なら問題なく使えますが、手でしゃくったり、スイングが安定しないと、ミスの度合いが大きいかも。

スチールシャフト

90g台から120g台まで4種類のスチールシャフトからチョイスできる。私はMODUS TOUR 120(S)を使用してるのでこのシャフトで打つとヘッドの評価が明確になりました。

でもMODUS TOUR 105は本当にいいシャフトです。粘りもあるし暴れない。今後の主流になると思います。

iアイアンにはちょっと重いシャフトの方がオススメです。相性がいいのかな。私の好みかもしれませんが、、


PINGのアイアンが安く購入できる。


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まとめ

PING の i アイアン は、基本通りに打ち込めば結果が出る、中級者からトップアスリートまで満足させる、やさしいアイアンです。

・打ち込むと、よく捕まって高弾道に
・ソールが滑って抜けがいい
・従来よりスッキリしたデザインで構えやすい
・ミスに強く距離も方向性も安定する

PINGをずっと使い続けるゴルファーが多いけど、わかる気がしました。

飛距離 4.5
構えやすさ 5
デザイン 4
打ちやすさ 4.5
打感 4.5