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PING ピン G400 ハイブリッド の試打&評価

ピン G400 HYBRID(ハイブリッド)を試打しました。
どんなクラブなのか評価と感想をレビューします。

試打クラブ

【番手・ロフト角】
3番・19°
【シャフト】
・ALTA J CB(S)(オリジナルカーボンシャフト)
・PING TOUR 173-TOUR 85(S)(オリジナルカーボンシャフト)

ピン G400 シリーズのユーティリティには、このウッド型の「G400 ハイブリッド」と、アイアン型の「G400 クロスオーバー」の2種類ある。
「G 400 ハイブリッド」の番手は、5種類(U2〜U6)ある。


構えてみると

構えてみると、クラウン部のつや消しブラックも凸凹も前モデルの G ハイブリッド とそっくりだが、凸凹の盛り上がりが大きくなった。それがボールにフォーカスしやすい。

クラウンがやや後方に張り出して大きくなり、どっしりとした安心感がある。
リーディングエッジがピタッと地面に接地してアイアンのような切れ味が連想できて構えやすい。

打ってみると

打ってみると、よくつかまって抜群の方向性で、よく飛びます。スピン量はやや少なめだがよく拾ってくれて高弾道になる。弾道が高いのに風に強いフライヤーのような球筋です。スピンより高さでグリーンに止める攻め方になりそう。直線的で素直な球筋なので狙いやすい。

出球がイメージ通りの方向に出てくれるからライン出しがやりやすいし、前方の障害物を避ける時のお助けクラブとしても合格点、、いや満点です。 G 400 ドライバー 同様にインパクトでヘッドがブレないからオフセンターでヒットしても、スクエアを保ったままインパクトゾーンを走り抜けて、振り抜いた方向に真っ直ぐに飛んでいきます。

クラウンの凸凹があるけどドライバーのような空気抵抗の恩恵は感じられないが、ソールがよく滑るのでヘッドの走りを感じる。よくつかまってよく拾うので、リストターンを使うよりも、コンパクトなバックスイングで体の回転だけで打った方がより安定感がある。

高低もドローフェードも打ち分けやすいし曲がり幅が小さいから安心できる。長いミドルのセカンドショットや長いショートではパーオンが期待できるが、狭くて短いミドルのティーショットや、狭いロングのセカンドショットなどコースマネージメントに使えるクラブにもなります。

よく拾い、高弾道になり、よく飛び、方向性がよく、操作性が良い。打感も良い。すべての面で評価が高い前モデルを上回ったように思う。PING G400 シリーズは全部素晴らしいけど、これは迷わずすぐに買っちゃいます。これは素晴らしい!


こちらも参考になります→2018年やさしいウッド型ユーティリティ6選/これは打ちやすい!

シャフトは

2種類のオリジナルカーボンと2種類のスチールシャフトから選ぶことができる。

ALTA J CB(カーボン)は軽くてシャキッとして合わせやすく、よく飛ぶ。アイアンのシャフトがカーボンか軽量スチールならスムーズに振り抜けるでしょう。

PING TOUR 173-TOUR 85(カーボン)は芯がしっかりしてグニャグニャせず、粘りもあるし暴れない。アイアンのシャフトが重めのスチールでカーボンシャフトを使いたいならベストマッチングです。このシャフトに一目惚れしました。素晴らしい!このシャフトが欲しい。。。

スチールシャフトはAWT 2.0 LITEとN.S.PRO MODUS3 TOUR 105ある。

スチール2種類とPING TOUR 173-TOUR 85(カーボン)は少しずつの重量差なので、複数所有するなら番手ごとにシャフトを変えてもいいかも。
ピンはこういう選択ができるから有難い。


PINGのユーティリティが安く購入できる。


まとめ

PING G400 ハイブリッド は、よく拾ってブレない。前モデルのいいところを全部上回ったユーティリティです。

・高弾道
・よく拾う
・ヘッドが走る
・ブレない
・つかまる
・操作性がいい
・低スピンで風に強い



このユーティリティで、ゴルフがやさしくなる。200ヤード先のピンを狙ってみませんか。

【総合評価 8.9】
飛距離  9
やさしさ  9.5
弾道の高さ  8
つかまり  9
構えやすさ  9
操作性 8
打感 8