PING G400 LSテック ドライバー を試打しました。
どんなクラブなのか評価と感想をレビューします。
試打クラブ
G400 LS TEC（LSテック）ドライバー
／2017年発売モデル
【ロフト】
・8.5°
【シャフト】
・ALTA J CB(S)（オリジナルカーボンシャフト）45.75インチ
・PING TOUR 173-65(S)（オリジナルカーボンシャフト）45.75インチ
・ATTAS CoooL 6(S) 45.25インチ
ロフトのバリエーションは8.5度と10度の２種類ある。
4つのG400ドライバー
G400シリーズのドライバーには、合計４タイプのヘッドがある。
①G4OO
②G400 SF TEC
③G400 LS TEC
④G400 MAX
発売当初は445ccの３タイプだったが、約半年後に460ccの G400 MAX ドライバーが追加になった。
参考レビュー PING G400 ドライバー 3兄弟を比較してみた
G400LSテック ドライバーの評価
【構えやすさ】
小顔なのにどっしり感があり、振り抜きやすそうなイメージが湧く。適度なバルジもあって構えやすい。クラウンの凹凸がボールに集中しやすい。
ソールに配したタングステンウエイトの位置が、兄弟４モデルの中で最もフェース側に近く、重心が浅い。低スピン仕様ですね。
【飛距離】
軽く振ってもヘッドが走り、フェースがよく弾く。勢いよく飛び出して、ぶっ飛びます。
ハードヒッターが振ったら振っただけ飛んでくれる。
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【弾道】
低めの強弾道でスピン量が少なく風の影響が少ない。薄めにヒットしても低めの強烈なフェードでランを稼いでくれます。
【つかまり】
この445ccの小顔が、捕まえながら強弾道のフェードボールを打つ絶妙なバランスを実現している。
フェースがスクエアのままインパクトゾーンを走り抜け、過剰なつかまりが抑えられ、引っかかる心配は全くない。フェースのターンが控えめでドロー回転がかかりにくいが、ヘッドがブレないからプッシュは気にならない。
【打感】
ヘッドの重みを十分に感じながら振ることができるが、その重みが柔らかい打感を後押しして、フェースの大きなたわみが手に伝わってくる。打感もいいし音もいい。
【操作性】
フェアウェイのどのサイドを狙いたいのかターゲットを決めると、まるで針の穴へ糸を通すような正確な方向に飛び出します。左に行くミスが少ないという大ざっぱなレベルじゃなくて、弾道の高さもフェードの曲がり幅もコントロールしやすい。
【安定感】
ミスに強く、打ち出しの方向がほとんどブレない。左のOBは全く気にならないだけじゃなく、右へプッシュする球は１球も出なかった。スライサーにはお勧めできないが、つかまり過ぎのミスが出るアスリートの強い味方になってくれるドライバーです。
G400LST(LSテック)ドライバーは、ハードだが、やさしい。こんなドライバーは他に見当たらないですよ。パワーヒッターが自信を持ってフィニッシュまで振り抜けるドライバーです。
こちらのランキングも参考になります→2018年に戦うための お勧めドライバー５選（アスリート編）
シャフトは
オリジナルカーボンシャフトは４種類あります。
・40g台の「ALTA DISTANZA」は、中から先がよくしなり、ヘッドスピードが遅くても飛ばしてくれる。〜39m/sぐらいのゴルファーに適合。
・50g台の「ALTA J CB」は合わせやすくよく走ります。ちょっと軽めだがハードヒットしても吹け上がらない。(S)で42〜45m/sぐらい。
・60g台の「PING TOUR 173-65」は、しっかりしたシャフトだがよくつかまり振り抜きやすい。
・70g台の「PING TOUR 173-75」はハードヒッター向け。
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こんなゴルファーにおすすめ
・左を気にせずに振り切りたい。
・ヘッドスピードが平均以上の速さ。
・ある程度フォームが固まっている。
・操作性も欲しい。
まとめ
ピン G400 LSテック ドライバー は、左のミスが出ないし、風に負けない強弾道のパワーフェードが打てる。しかもプッシュしない。
・ヘッドが走る
・ブレない
・低スピン
・吹け上がらない強弾道
・方向性が素晴らしい
・打感と音がいい
・お値打ち価格
本当に球筋が強い。私はコレが４兄弟の中で一番飛びますよ。
飛距離 10
やさしさ 9
弾道の高さ 7
つかまり 8
構えやすさ 9
操作性 10
打感 9
