XXIO CROSS (ゼクシオ クロス) アイアン 2019 を試打しました。
振り抜きやすくて、払い打ちでもよく拾いよく飛ぶ。
極端なシャフト長じゃないのも利点です。
オフセンターでもロスしないし方向がブレません。飛んだり飛ばなかったりがないから安心して狙えます。
どんなクラブなのか評価と感想を解りやすくレビューします。
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【試打＆評価】NEW ゼクシオ クロス アイアン(2021)／やさしくぶっ飛ぶ
試打クラブ
（ダンロップ ゼクシオ）
CROSS (クロス) アイアン
／2019年3月発売モデル
【番手（ロフト）】
・７番（25度）
【シャフト】
・ゼクシオ MH1000 カーボンシャフト(R)
・N.S.PRO 870GH DST for XXIO スチールシャフト(R)
番手バリエーションは９種類。（５番〜９番、PW、AW、DW、SW）
ゼクシオ クロス アイアン の評価
【構えやすさ】
グースネック、ラージフェース、そして構えた時にフェース裏側のポケットキャビティがしっかりと視野に入ってくる。まるでユーティリティアイアンのような安心感。よく拾ってくれそうに見えるからリラックスして構えられます。
ライ角もややアップライトな設定です。
【飛距離】
シャフト長が ゼクシオ10アイアン よりも１番手長く、ロフト角は１番手以上のストロング。つまり、ゼクシオ10の６番に７番の刻印がある、いや、それ以上のスペックです。まぁ、スペック上は、そういう感じですが、打ってみると、それ以上の飛び。
そもそもゼクシオ10はよく飛ぶけど、それとは比較にならないぶっ飛びです。ヤマハ インプレス UD+2アイアン の真のライバルが誕生ということでしょうか。
↑７番でこの飛距離。びっくりしました。私のアイアンとは2〜３番手違いますよ。
【弾道】
この７番は、ロフト角が５番アイアンぐらいなのに、球の高さは８番って感じ。スピン量は少なめ。ウッド型ユーティリティのような放物線を描いてぶっ飛びます。
【つかまり】
分厚いソールが滑りながらボールを持ち上げるから、払い打ちでも十分に捕まえてくれます。フェースのターンなど意識しなくても右に逃げることがないし、身体が起き上がったり、振り遅れても、ミスを上手くカバーしてくれる。
ドロー回転が掛かりやすいが、つかまり過ぎるほどではない。直進性をしっかりキープする範囲でのつかまり感。素晴らしい！
【打感】
ゼクシオ10アイアンの心地いい打感をさらに軽くした感触。極薄のチタンフェースがよくたわんでインパクトの衝撃が少ないから、こんなにぶっ飛んでいるとは思えない爽快な弾き感です。
【操作性】
ほぼ全球が高弾道のナチュラルドロー。意識的に曲げたくても曲げられない感じ。ただ、ハーフショットでラインが出しやすいから林の中から脱出しやすいかも。
【やさしさ】
振り抜きやすくて、払い打ちでもよく拾い、よく飛ぶ。軸を意識して振り子のように振り抜くと、超高弾道のドローボールでぶっ飛びます。他社の飛び系アイアンほどの極端なシャフト長じゃないのも利点です。
オフセンターでもロスしないし方向がブレない。飛んだり飛ばなかったりがないから安心して狙えます。っていうか、このチタンフェースのスイートエリアが広いから、アバウトな感覚で振ってやればナイスショットになってくれる。
直進性、弾道の均一性、飛距離の安定感、どれを取っても一級品。ゼクシオ10(テン)よりもさらに飛距離性能と直進性がグレードアップした素晴らしいアイアンです。
シャフトは
専用のカーボンとスチールが１種類ずつ用意されています。
・ゼクシオ MH1000 カーボンシャフト(S),(R)
・N.S.PRO 870GH DST for XXIO スチールシャフト(S),(R)
カーボンシャフトは、ゼクシオ10用のシャフトよりもさらに拾ってくれる印象。全体がしなって、振り抜きやすい。スチールはN.S.PRO 950GHよりも１ランク軽くて振り抜きやすい。
お勧めしたいゴルファーは
- アイアンの飛距離が欲しい。
- 払い打ちするタイプ。
- 安定感が欲しい。
- 操作性は重視しない。
まとめ・総合点
XXIO CROSS (ゼクシオ クロス) アイアン は、やさしくて、高弾道で、ぶっ飛んで、ミスに強い。最強の飛び系アイアン誕生です。
・ぶっ飛び
・よく拾う
・超高弾道
・ブレない直進性
・振り抜きやすい
・オフセンターでも飛ぶ
ミスしても乗っちゃう。きっとパーオンが増えますよ。めっちゃいい！
飛距離 10
やさしさ 10
弾道の高さ 9.5
つかまり 9
構えやすさ 9
操作性 6
打感 8.5
