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ヨネックス EZONE GT ドライバー の試打&評価

YONEX(ヨネックス) EZONE (イーゾーン) GT ドライバー を試打しました。どんなクラブなのか、評価と感想をレビューします。

試打クラブ

【ロフト】
  9°
【シャフト】
・REXIS for EZONE GT(S)オリジナルカーボン 46.0インチ

YONEXの「EZONE(イーゾーン) GTシリーズ」はヘッドスピードが40m/s前後のゴルファーがターゲット。

ドライバーのロフト・バリエーションは 9°と10.5°の2種類。

ヨネックスには43m/s前後をターゲットにした「ヨネックス イーゾーン XPG ドライバー」があり、ヘッドとグリップエンドが重い「カウンターバランス」でぶっ飛ばす仕様になっている。どうやらイーゾーン GT ドライバー はオーソドックスなバランス仕様のようですね。


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大きな特徴は3つある

EZONE GT ドライバー には3つの特徴があります。

クラウン部分に新素材(オープンウィーブカーボン)を複合し、裏面をハニカム構造とする事で従来に比べ20%軽量化を達成し、さらなる低重心化に成功。高弾道・低スピンが実現し、飛距離アップが可能になった。

フェースに溝がない新デザインフェース。一般的なフェースはヨコ方向に研磨するが「EZONE GT」はタテ研磨を採用。サイドスピンを軽減させ方向性が向上する。

高い強度と軽量化を実現したシャフトの新素材「Namd」が大きくしなりながら素早く戻る、かつてない球押し感でボール初速がアップする。

構えてみると

構えてみると、小顔のアスリートっぽい顔がターゲットにフォーカスしやすい。丸型のヘッドの体積は450ccで、フルサイズより若干小さい。クラウン部分にはカーボンの折り目が控えめに確認できる。しっかりとバルジがあり、ギア効果が期待できる安心感もある。

セミシャローバックの外観からも低スピン構造がうかがえるし、もう少しヘッドスピードが早いゴルファー向けのようなアスリート感があり、私的には好きな顔立ちです。

ソールの2カ所に配置されたウエイトの交換で重心位置が変えられる。カチャカチャでライ角調整もできます。

↓ヘッドカバーもなかなかカッコイイ。アスリートっぽさがあります。

試打の評価は

打ってみると、振り抜きやすく、低スピンの高弾道で平均的によく飛ぶ。シャフトの中央から先が鞭のようにしなってインパクトで強くボールを押し込んでくれる。

このシャフトは軽いのにしっかり感がありボールにコンタクトしやすい。フェースがボールをとらえる少し手前から一気に加速して見事に走ってくれます。ノーコックのワンピースでスイングしても、タメを作ってからリリースするような動きに自然になってくれるので、いつも以上にヘッドが加速しているような感覚になる。

やっぱり気持ちよく振っちゃうと私には少しアンダースペックなので、このクラブのターゲットに合わせてヘッドスピードを抑え気味にして、44m/s以下でゆったりと振ったら、ピタッときた。それでも飛距離は十分です。

インパクト時のフェースローテーションは控えめだがターンしないわけじゃない。緩やかにターンして、ちゃんとボールを捕まえてくれる。

そしてこれは直進性が凄い!捕まらずに吹けるような気持ち悪さもなく、風に強そうな低スピンの高弾道でよく飛び、サイドスピンがかからず曲がらない。オフセンターでも球が上がりやすく同じような弾道になり、平均飛距離とフェアウェイキープ率が高くなるのは間違いない。いわゆるトータルドライビングがアップする武器になりそう。

全体的によくできたクラブなのでヘッドの動きとシャフトの走りがぴったりと一致してジャストミートしやすい。

打感はカーボンコンポジット独特の乾いた弾き感があり、特にオフセンター時には硬さを感じる。操作性はまずまず。小幅の範囲内で左右に曲げられるし、曲がりすぎない安心感がある。逆球が出にくいのでOBも怖くない。

 

ヨネックスはカーボンテクノロジーの第一人者で、毎回ドライバーの新作は他のクラブメーカーよりも1歩も2歩も進んだ技術を盛り込んでくる。

このドライバーもクラウン部分の軽量化が顕著に表れている。シャフトの走り感も素晴らしい。高弾道の低スピンが打ちやすく曲がらないが、低重心化によるものなのかシャフトによるものなのか、おそらく両者がうまく噛み合っているのでしょう。総合的に評価が高い商品です。

ヘッドだけ、シャフトだけ、それぞれ別に開発したものを組み合わせると、なかなかピッタリと噛み合ってくれないが、トータルで開発しているからこそバランスのとれたクラブに仕上がっている。どのクラブメーカーにも共通しているが、私はオリジナルシャフトをお勧めしています。

シャフトは

オリジナルカーボンの「REXIS for EZONE GT」の(S)、(SR)、(R)の3つのフレックスから選択できる。

軽くて振りやすいが、しっかりして合わせやすい。46インチの長さを感じさせない振り抜きやすさです。
(S)でHS41〜44m/sぐらい。意外にしっかりしてるのでメーカーの説明よりも、もう少しヘッドスピードが速いゴルファーにも使えそうです。

これだけの高性能なのに価格が安い!

まとめ

ヨネックス EZONE GT ドライバー は、最新のカーボン・テクノロジーのヘッドとシャフトでクリーンヒットしやすく、飛んで曲がらない。バランスが素晴らしい。

・高弾道
・低スピン
・振り抜きやすい
・よく走るシャフト
・バランスがいい
・直進性がすごい!
・お値打ち価格

軽く振ればヘッドが走って飛んで曲がらない。ゴルフがシンプルに組み立てできる。


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ヨネックスのカーボン技術は進んでいます。

飛距離 4.5
構えやすさ 4.5
デザイン 4.5
打ちやすさ 5
操作性 4
打感 3.5