YAMAHA RMX(リミックス) UT 2016年モデル を試打しました。どんなユーティリティなのか評価と感想をレビューします。
試打クラブ
U4(20°)
【シャフト】
・FUBUKI Ai FW 55 (S)
・N.S.PRO 950 (S)
「ヤマハ RMX UT」の番手のバリエーションは、U3(17°)、U4(20°)、U5(23°) の3種類ある。
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ヤマハ契約プロに注目・野村敏京プロに期待したい
2017年のシーズンから、ヤマハは一気に多くのトッププレーヤーと用具使用契約を結び、今平周吾、大山志保、有村智恵 などの大型補強が話題に。
でも、忘れてはいけないのが、野村敏京プロです。一足先に1年前からヤマハのクラブ使用契約プロになり、リオ五輪では4位に入った。
今シーズン(2017年)には、米女子ツアーのテキサス・シュートアウトで、クリスティ・カーとの6ホールまでもつれるプレーオフを制し1年ぶりの優勝を果たしました。念願のメジャー制覇へ夢が膨らみます。
2017年シーズンのヤマハは、「ヤマハゴルフ・ウイニング10プロジェクト」と銘打って、新たに加わったメンバーとともに、年間10勝を目指します。1勝目が、野村敏京プロとなりました。
さて年間10勝は、達成するのか、若手からベテランまで多くのスター選手がそろったヤマハに注目したいです。
構えてみると
構えると、大きめのヘッドが黒一色で引き締まって見える。ややディープなフェースにセミグースネックで打ち込みたくなる顔です。
アイアンのように構えられ、引っかかりそうな感じがなくて、構えやすい。
打ってみると
打ってみると、意外につかまりが抑えめで弾道が強く、吹け上がる感じがしない。積極的にフェースがターンする感じではない。ただ、ボールをスタンスの中央に置いてライン出しをすると中弾道のストレートボールでピンを刺してくれるが、左足寄りに置いて払い打ってもスピン量が安定して、よく飛びます。
どんなスイングタイプにも適合する。「U5の打ちやすさでU3の飛距離」っていう感じです。
また、「RMX FW」同様にヘッドの動きをコントロールしやすくて、大きなミスにならないし、操作性も方向性もいいが、ややつかまりが抑制されているようです。
スライサーが、ちゃんと捕まった球が打てるが、ドローヒッターが、つかまりすぎてフックになる気持ち悪さもない。
打感は、「RMX FW」と比べると、少し硬い。ヒール寄りでヒットした時の硬さが気になった。センターでヒットすると手応えがあって距離感が手に伝わってくる。
シャフトは
シャフトは主に2種類用意されている。
・FUBUKI AI FW 55 (S)(SR)(R)
・N.S.PRO 950 (S)
カーボンも、軽量スチールも、それぞれ打ちやすいが、全く別のクラブのように表情が変わる。
「FUBUKI Ai FW 55」はやや軽めで、よくつかまって、よく飛びます。中から先あたりの適度なしなりが、ボールをよく拾ってくれる。
「N.S.PRO 950」は、コントロール性がいい。
どちらも打ちやすいが、アイアンの重量とのギャップが大きくならないように選択するのをお勧めします。
まとめ
「YAMAHA RMX(リミックス) UT ユーティリティ」 は、気持ちよく拾ってくれて、ミスに強く、引っかかりにくい。
・ミスに強い
・よく拾う
・操作しやすい
・払い打ちでも打ち込んでも打ちやすい
・吹け上がらない
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このユーティリティは、長いショートホールも長いミドルのセカンドショットも楽しみになる。
構えやすさ 4.5
デザイン 4.5
打ちやすさ 4.5
操作性 4.5
打感 3.5