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ミズノ MP TYPE-1 ドライバー(435㎤) の試打&評価

MIZUNO MP TYPE-1 ドライバー(435㎤) を試打しました。
久ぶりに登場した小顔のMPドライバーはどんなクラブなのか評価と感想をレビューします。

試打クラブ

【ロフト角】
9.5°(7.5°~11.5°の可変ロフト)
【シャフト】
TOUR AD J-D1 (S)(オリジナルシャフト)45.5インチ

この新しい MIZUNO MP ドライバーには「TYPE-1」(435㎤) と「TYPE-2」(460㎤) の2種類あり、ロフト角は7.5°~11.5°の範囲で調節できる。
ミズノ MP TYPE-2 ドライバー(460㎤) の試打&評価


構えてみると

構えると、ほんの少し洋梨っぽさがある小顔で美しいヘッド。ディープフェース&ハイバックなので、ハードヒッターが思い切って叩ける顔つき。

強い弾道がイメージできて、アスリート好みのいい顔です。

ウエーブテクノロジーソール

ソールのフェース寄りに太い溝が刻まれた。各クラブメーカーが同じような設計をしてるが、これは、トゥからヒールにかけて、途中で途切れることがなく、かなり大胆に溝が彫られている。

これによりフェースセンターでのたわみを約10%アップさせられるとの事です。

打ってみると

打ってみると、予想に反してよくつかまって打ちやすい。2種類あるヘッドのハードな方という認識だったので、手強いかなと勝手にハードルを上げたが、それほどハードな感じがしない。

中低弾道のドローボールでよく飛びます。スピン量はかなり少なめ。初速もかなり早く、風に強そうな強い弾道で、落ちてからよく転がる。ミスヒットにも強くてヒールボールがよく飛んでくれます。

つかまえようと思ったら、イメージ通りのドローになり、逃がそうと思ったら、これもまたイメージ通りのフェードになる。操作性がいいクラブって、なんだか難しそうに聞こえるけど、ちょっと違います。

「いつでも楽につかまえられる」し「いつでもフェースのターンを抑えられる」と言った方が適切な表現かもしれない。

難しさは感じません。ドローボールを打とうとしても、逆球が出ないから安心できる。プッシュしても戻ってくれる。久しぶりにワクワクします。。。

雑誌を読むと間違いだらけ

「このドライバーは、つかまりにくいからドローヒッター向けです」なんて書かれてる記事を読むと、「分かってないなぁ」って思います。それ「このドライバーは、つかまりにくいからフッカー向けです」ですよ。ドローヒッターはちゃんとつかまってくれないと困ります。

逆にフェードヒッターとスライサーを間違ってる記事もあります。「このドライバーは、よくフェースが返るからフェードヒッター向けです」っていうのも「スライサー向けです」の間違いです。

その点、この「MP タイプ1 ドライバー」は、つかまえたい時はちゃんとつかまるし、フェースのターンを控えめにするとフェードが打てる。絶妙なバランスが保たれています。MP-66アイアンのような、操作性、打ちやすさ、打感、を兼ね備えたすばらしいドライバーです。

打感が柔らかくて音もいい。フェースがたわんでググッと弾き返す感触が、コマ送りのようにジワーっと手に伝わってくる。トロけるような柔らかさ、、すばらしい打感に感動です。

「タイプ2」も打感がいいけど、こちらの方が1段階上質です。打感がいいから振り心地もいい。MPアイアンも同じですが、打感がいいと、なんだか上手くなったような錯覚になります。

シャフトは

シャフトは4種類のカーボンシャフトから選ぶことになる。

オリジナルの TOUR AD J-D1 は、軽くて先がよくしなるシャフトで、よくつかまる。切り返しが速いとタイミングが合わせ辛いが、スインガーには打ちやすいシャフトです。(S)でヘッドスピードが41〜44m/sぐらいでタイミングが合いそう。
その他に、Tour AD TP-6(S)、Diamana BF 60 (S)、Speeder 661 EVOLUTION III(S)、ATTAS PUNCH 6(S)がある。

まとめ

「ミズノ MP TYPE-1 ドライバー(435㎤) 」は、アスリートがイメージ通りの球筋で飛ばせる。打感も操作性もMPアイアンのように、すばらしいドライバーです。

・操作しやすい
・低スピン
・強弾道
・ミスヒットに強い
・よく飛ぶ
・打感がいい

打感、音、操作性、が他社を2歩ぐらいリードしてる感じがする。飛距離もすばらしい。



飛距離 5
構えやすさ 4
デザイン 5
打ちやすさ 4
操作性  5+
打感 5+