ゴルフギアの口コミサイト     「間違わないゴルフ用品選び」で楽しいゴルフライフを!

テーラーメイド M2 フェアウェイウッド (2017) の試打&評価

TaylorMade M2 フェアウェイウッド(2017年モデル)を試打しました。どんなクラブなのか、評価と感想をレビューします。

試打クラブ

【番手】
3W(15°)
【シャフト】
TM1-217 (S) オリジナルカーボン

テーラーメイド・Mシリーズのドライバーと同時にリリースされたFWには『M1 フェアウェイウッド』と『M2 フェアウェイウッド』の2種類あり、こちらも期待できるモデルです。

ぶっ飛びに定評がある前モデルの『M2 フェアウェイウッド』は、多くのゴルファーを満足させましたが、どんな進化をしたのか楽しみ。

番手は3種(3W15°、5W18°、7W23°)あります。
テーラーメイド M1 フェアウェイウッド (2017) の試打&評価


構えてみると

ヘッドの体積が前モデルよりも大幅に大きくなった(3W 156㎤ ⇨ 175㎤)

構えると、投影面積が大きくて、どっしりと構えられる。シャローフェース&シャローバックで球が上がりそうな顔つき。

クラウン部分のホワイトとカーボンブラックのコントラストが目を引くが、「M2ドライバー」同様に、白い部分の幅が狭くなり、すっきりとしてより構えやすくなった。不思議と、前モデルと比べるとデザインの新しさを感じる。

「M1フェアウェイウッド」と違って、ロフト調整機能や、ウエイトをスライドさせる重心移動機能は付いていない。

何と言ってもソールのフェース寄りに刻まれた「スピードポケット」という溝の効果が大きい。前作から、さらに改良され、反発力が上がったとの事です。

打ってみると

素振りをすると、軽くて振りやすい。打ってみると、低スピンで高弾道のストレートボールのビッグキャリーが連発する。前モデルよりもさらに拾ってくれる感じがする。

全体に軽くて振り抜きやすく、強い球筋で狙った方向に飛ぶ。トップ気味でも、距離が落ちない。

また、打感が素晴らしい。柔らかいという表現では物足りないぐらい気持ちよい打感で、フェースで包み込んでパワーを溜め込んでから一気に弾き飛ばすような感触です。

スイング軌道がフラット気味でもつかまえて拾ってくれるから、楽に打てるスプーンと言える。ドライバーと同じように飛距離は、ぶっ飛びです。方向性も素晴らしい。

フェースの動きに安定感があるから引っ掛かりやプッシュが出ない。ずっと同じ弾道で、同じ飛距離になるが、私は3Wが比較的苦手なのに、上手くなったと錯覚してしまう、、、、

これは、ミスに強くオフセンターでヒットしても高弾道でよく飛ぶからかな、、

ミスヒットでも打感が悪くないし、曲がりが少ないので、ナイスショットしてるような気分になってしまう。ティーアップして打っても同じように安定感がある。

ティーを低くしてコンパクトに払い打つ感じで十分に高弾道で距離が出るから方向が安定する。ヒール気味でもよく飛ぶ。これはやさしいFWです。

ライ角、ロフト角のカチャカチャが未装備だが、、

前モデルもそうだったが「M2 フェアウェイウッド」は、あえてカチャカチャでロフト角を調整する機能を付けないのだと思います。徹底的に低重心設計にこだわると、その機能が邪魔になってくるのです。

5Wではそこまで違いがわからないが、3Wを打ち比べると、他のクラブメーカーのフェアウェイウッドもその機能が付いていないモデルの方が低重心で球が上がりやすい。

アスリート用のフェアウェイウッドにも両者あるので、そこに注目してFWの購入を考えるのも重要です。もちろんライ角やロフト角が調整できるメリットは大きいですが、デメリットもあるのです。

シャフトは

シャフトは「オリジナルカーボンのTM1-217 」と「FUBUKI V 60」の2種類ある

「TM1-217」は中から先が、よくしなるシャフトです。50g台前半で軽くてよくヘッドが走るが、先端が暴れずよくつかまる。ヘッドスピードが45m/s以上のゴルファーには物足らないかもしれない。

テーラーメイドのフェアウェイウッドが安く購入できる。

まとめ

「テーラーメイド M2 フェアウェイウッド (2017) 」は、前モデルよりもさらによく飛び、高弾道で曲がらないビッグキャリーボールが打てる。

・よく拾う
・低スピンで高弾道
・軽くて振りやすい
・ミスに強く曲がらない
・打感がいい
・やさしい

『M2』は、ドライバーもフェアウェイウッドも見事に進化しました。



打ちやすさと飛距離を目の当たりにすると、早くも前モデルが色あせて見えてきた、、、

飛距離 5
構えやすさ 4
デザイン 4
打ちやすさ 5
操作性  3.5
打感 5