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タイトリスト 718 T-MB アイアン の試打&評価

Titleist 718 T-MB アイアンを試打しました。その評価と感想をレビューします。

試打クラブ

【番手】
7番(33°)
【シャフト】
MODUS3 TOUR 120(S)

前モデルの「716 T-MB アイアン」は、やさしくて評価の高いアイアンでしたが、 後継モデルは、どんな進化を遂げたのか気になります。


構えてみると

前モデルと比べると、ソールのツートンカラーの色が黒っぽくなって面積が減った。これは、引き締まって見えるようにデコレートされた外観上の装飾です。

中空アイアンの分厚さが消されてスリムボディに見えるデザイン。

構えると、ストレートネックの「716MB」と全く同じオフセット数値で、アスリートには真っ直ぐに構えやすい。

基本的に「716T-MB」とほとんど同じ顔で、トップブレードが少し厚いのと、トゥ側が中空構造らしき厚みがあるのが「716MB」との違いです。

打ってみると

打ってみると、前モデルよりよく拾い上げるようになった。ヘッド内部のタングステンウエイトが改良された効果なのか、やさしくて打ちやすくなった。

オフセンターでヒットしても飛距離がそこそこ飛ぶし、曲がりが少ない。トップ気味でも高く上がります。フェースのターンを抑え気味にインパクトゾーンを真っ直ぐに走る感じです。

球筋は高弾道でスピン量は少なめ。前モデルよりも、さらに打ちやすいし安定感がある。飛距離は軽く打つと普通だが、ハードヒットすると、よく飛びます。

私は打ち込むタイプなので、目一杯振ってもスピン量が増えてそれほど距離が伸びないけど、これは、スピン量が安定してるので吹け上がらずに、ぶっ飛びます。レベルブローに振るとフライヤーのようにかなり飛んだ。

操作性は悪くないが、インテンショナルなフックやスライスは苦手なクラブです。まっすぐまっすぐ飛んでくれるアイアンと言える。

打感は「716MB」や「716CB」のような、軟鉄鍛造の独特の柔らかさとは全然違う。やはり中空アイアンの打感です。薄いフェースがたわんで弾き返す感触が心地よい。

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Nao
アイアン型ユーティリティそのものの打感です。

「716MBアイアン」のようなシビアな感じは全くない。ダウンブローに打たなくてもいい。見た目はハードだが、打ってみると楽なクラブです。

プロのクラブセッティングを見ても。ユーティリティの本数が増えてアイアンの本数が減る時代になったと思うが、このアイアンセットを購入すると、すべてユーティリティにするような感じかも。

長い番手だけを使うセッティングも考えられる。

このような見た目がマッスルバックでかっこいい中空アイアンは、ポケットキャビティのようにやさしいから、アスリートだけじゃなく幅広い層に受け入れられると思う。

これから各クラブメーカーから発売されそうな気がします。「プロギアRS FORGED アイアン」のように鍛造のかっこいい中空アイアンもある。

シャフトは

Dynamic Gold AMT 、N.S.PRO 950GH 、N.S.PRO MODUS³ TOUR 120 の3種類のスチールシャフトがラインナップされている。

タイトリスト 718 アイアン が安く購入できる。


まとめ

タイトリスト 718 T-MB アイアン は、マッスルバックみたいに格好よくて、ユーティリティのようにやさしい中空アイアンです。

・ハードに見えるが、やさしくて打ちやすい。
・ミスに強い
・よく拾う
・安定した飛距離
・格好いい
・アイアン型ユーティリティみたいなクラブ

楽に拾う、ミスに強い、安定感抜群! 格好良さにこだわりつつスコアメイクをするには最高のアイアンです。



中級以上の幅広いゴルファーにオススメです。一気にゴルフの中身が変わるかもしれない。

【総合評価 8.7】
飛距離  8
やさしさ  10
弾道の高さ  9
つかまり  9
構えやすさ  9
操作性 8
打感 7