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キャロウェイ BIG BERTHA BETA アイアン の試打&評価

Callaway キャロウェイ BIG BERTHA BETA ビッグバーサ ベータ アイアン を試打しました。アイアンの飛距離が落ちてきたシニアゴルファーの救世主となるのか、評価と感想をレビューします。

試打クラブ

【番手】
7番(27°)
【シャフト】
ALLOY BLUE (S200)
GP for BIG BERTHA(SR)オリジナルカーボン

「あの頃の飛距離を取り戻したい」そんなアクティブシニアの願いをかなえるべく、新しい「BIG BERTHA BETA シリーズ」(2016)は誕生しました。前モデルよりさらに「気持ち良い、大きな飛び」が実現したのかな。


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ドライバーからアイアンまで、ラインアップすべてでアクティブシニアが振り切って飛ばせる「BIG BERTHA BETAシリーズ」が完成したとのこと。今回はアイアンを検証します。

構えてみると

構えてみると、かなりのストロングロフトで、7番アイアンのロフト角が27度です。アスリート系の5番アイアンのロフトと同じ。でも、安心できる顔で、そこまで立ってるように見えない。トップブレードは分厚くて、振り遅れてもグースネックが、がっつり捕まえてくれそうな安心感がある。仕上がりが綺麗で高級感があり、好感が持てます。

スルーボア、ワイドソール、大型ヘッド。球が上がりやすく、抜けが良くて、ミスに強い。見るからにやさしそうな設計です。

打ってみると

打ってみると、ストロングロフトと思えぬ高弾道で驚く飛距離。通常の7番アイアンより高い弾道です。ほぼ 1.5番手〜2番手ぐらい余分に飛ぶ。しかも、ミスヒットにめちゃくちゃ強い。トップしても変わらぬ飛距離です。薄めにヒットしても持ち上げてくれるし、つかまり過ぎてフックする事もない。インパクトでフェースがスクエアに保たれたまま走ってくれるような感じがする。

軽さが気になったが、数発打つうちにタイミングが合うようになった。軽いからなのか、ヘッドがよく走るし、フルスイングしなくても高弾道でよく飛ぶ。

私の技量ではドロー、フェードを打ち分けるのは難しい。言い過ぎかもしれないが、どんな打ち方をしても、ずっと高弾道のドローボールになる。逆に言うと、それだけミスに強いという事になる。。

打感は悪くない。フェースが弾く感触が柔らかい。キャビティ内のソール側に、約12gの「タングステン・スナバー」を内蔵。これが振動を最小限に抑え、心地良い打感を実現している。

シャフトは

軽量カーボンと軽量スチールの2タイプのシャフトがあるが、実によく考えられた設定だと思い、感心した。

ALLOY BLUE(スチール)は、先がしなる軽量スチールシャフトで、ダウンブローに打たなくても、よく拾ってくれる。若い頃からずっとN.S.PRO 950 GH を使ってきたシニアゴルファーがこれに変えると、違和感なくチェンジ出来て、若々しいアイアンショットがよみがえるかもしれない。振りやすく、よくつかまる。軽量スチールシャフトの種類がたくさんあるが、これは最も打ちやすいシャフトの1つであると思う。

GP for BIG BERTHA オリジナルカーボン は、軽くて中間部がしなる。スチールシャフトと同じタイミングで打つと、当たらないし、そのうちスウィングを乱すが、ゆっくりとコンパクトに振るとよく飛んでくれる。しかもマックスの飛距離と変わらない。

年齢を重ねると体力の低下だけでなく、体が硬くなってくるし、肩をしっかりと回す、腰の回転で打つ、前傾姿勢を崩さない、、、、なんて、なかなか出来なくなってくる。

永くゴルフを楽しむためには、どこかのタイミングで、このような軽量シャフトでコンパクトなスウィングに改良した方がいいのかもしれない。

キャロウエイのアイアンが安く購入できる。

まとめ

キャロウェイ BIG BERTHA BETA (ビッグバーサ ベータ)アイアンは、軽くてぶっ飛びだから、「あの頃の番手」を取り戻せるかもしれない。

・よく拾う
・高弾道
・軽くて振りやすい
・ミスに強い
・2番手ぐらい飛ぶ

シニアゴルファーも、輝きを取り戻せる! 若い頃と同じ番手で打てるから、これからのゴルフが楽しくなる。


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【総合評価 8.6】
飛距離  10
やさしさ  10
弾道の高さ  9
つかまり  9
構えやすさ  8
操作性 4
打感 7