PRGR egg アイアン PF(通称「赤egg アイアン PF」)を試打しました。
どんなクラブなのか評価と感想をレビューします。
試打クラブ
7番(26°)
【シャフト】
・赤egg専用 カーボンシャフト M-40CB(SR)
・赤egg専用 スチールシャフト SOFT STEEL M-40ST(SR)
「赤エッグ アイアン」は2種類発売された。この軟鉄鍛造アイアンの「PF」(パワーフォージドの略)以外に精密鋳造アイアン「PC」(パワーキャビティの略)がある。
(赤egg アイアン PC の試打レビューはこちら)
構えてみると
構えてみると、やや厚めのトップブレードだが、セミグースネックでフェースも大き過ぎず、セミアスリートっぽいシャープな感じがする素敵なデザインです。
不思議とロフトがそれほど立ってるように見えないから、球が上がりそうな安心感がある。
もちろん、アベレージゴルファーが構えやすい顔だが、アイアンの飛距離を取り戻したいセミアスリートも違和感なく構えられるイケメンです。バックフェースのデザインもすっきりして、なかなかカッコイイ。
打ってみると
打ってみると、よく弾いて中高弾道の低スピンでぶっ飛びます。手首のターンを意識しなくても、インパクトで自然にフェースが返り、よくつかまるし、よく拾ってくれる。
左右の曲がり幅が小さく、狙い通りの方向へ飛んでくれる。その飛距離がハンパない。ストロングロフト(7番で26°)でも球が上がりにくい感じはしないが、やはり一般の7番アイアンよりはやや低い弾道になる。
打感は柔らかく、軟鉄鍛造アイアンらしい好感触です。このアイアンのターゲット層からすると、芯に当たった時の飛距離よりも、芯を外した時の飛距離がどうなのかが重要になる。
意識的に、ヒール側、トゥ側、上部、下部、と打点を打ち分けてみたが、飛距離のロスが少ない。特にヒール側でヒットした時はセンターとほとんど変わらない。
さらに、ソール幅が極端に広くないから、ぶっ飛び系のアイアン独特の「払い打ちオンリー」という感じではない。ある程度打ち込んでも抜けがいい。
私がこの春から取り入れた練習器具「スイングトレーナー」のおかげなのか、ドライバーもアイアンもかなり飛距離が伸びたので、アイアンの飛距離には大満足してましたが、、、、、、
この赤eggアイアンの飛距離は、ヤバイ!! マジでこの7番アイアンの平均飛距離は約190ヤード以上です。中には200ヤード越えもある。。。私は5番アイアンでこんなに飛びません、、、(汗)、、
アスリート系のノーマルロフトのアイアンと比較すると、これほど違うのか、、、
このアイアンのターゲット層は、アイアンの飛距離にもこだわるゴルフ熱が高いアベーレージゴルファーからセミアスリートです。
ロフト角、軟鉄鍛造、シャフト重量などから判断すると、「ヤマハ インプレス UD+2 アイアン」が、ガチンコのライバルとなりそう。ベストセラーを走り続ける王者との勝負が見ものです。
なんで飛ぶのかな?
7番アイアンで26度という超ストロングロフト設計です。これは「プロギア RS フォージド アイアン」の5番と同じロフト角になる。さらにシャフトが長い。
カーボンシャフトも、スチールシャフトも、標準的なシャフト長と比べると、2番手ほど長く設定されている。つまり、簡単に言うと、5番アイアン仕様のクラブに7番の刻印されたクラブという事になります。
でも5番アイアンって難しいクラブなのに、この7番アイアンは、やっぱり7番アイアンです。楽に長い距離が打てるアイアンなのです。
シャフトは
シャフトは、赤egg専用 カーボンシャフト と、赤egg専用 スチールシャフト(SOFT STEEL) から選ぶことになる。
カーボンシャフトは、グニャグニャしないしっかりとしたシャフトで、インパクト時に先がビュンと走ります。フレックスは、M-43CB(S)、M-40CB(SR)、M-37CB(R) の3タイプある。
スチールシャフトは、振り抜きやすくて、柔らかめの超軽量スチールです。人気の「N.S.PRO ZELOS 7」を少ししっかりさせた感じ。フレックスは、M-40ST(SR)、M-37ST(R) の2タイプある。
この2種類は同価格です。
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まとめ
「PRGR 赤egg アイアン PF」 は、2番手以上の飛距離が出る。しかも芯を外しても飛ぶ。
・ぶっ飛び
・よくつかまる
・曲がらない
・すっきりしたデザイン
・オフセンターでもぶっ飛ぶ
・軟鉄鍛造
アイアンの飛距離にこだわりたいすべてのゴルファーにオススメです。
飛距離を取り戻したいアスリートにも、これはオススメ。
飛距離 10
やさしさ 9
弾道の高さ 8
つかまり 9
構えやすさ 9
操作性 7
打感 8