BRIDGESTONE TOUR B XD-5ドライバー(2016)を試打しました。シリーズで一番大きいヘッドはやさしいのか、打った感想と評価をレビューします。
試打クラブ
9.5度
【シャフト】
TOUR AD TP-6(S)
Speeder661EVOLUTION III(S)
Diamana BF60 シャフト(S)
TOUR AD TX1-6 シャフト
ソールにはウエイトが2箇所配備されて、セッティングのバリエーションが豊富です。
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競合は?
ツアーBのドライバーは、XD-3(455cc)、XD-5(460cc)、XD-7(445cc) の3種類あります。このXD-5のフェースは、ややシャローで幅広い層に使える位置付けになります。
タイトリスト917D2、スリクソンZ565、テーラーメイドM1 460、あたりと競合となるのでしょうか。このカテゴリーは、何と言ってもスリクソンZ565が、ガチでライバルなので一緒に打ち比べながら、違いを検証します。
フェースが新しい
ややシャローなフェース
パワーミーリングという細かい溝が飛びのヒミツ。低スピンで、ドロップしにくい。
ブリヂストンの特許らしい。
打ってみると
構えると、丸型でどっしりと大きく見えるヘッドが、ややオープン気味。スライサーには手ごわいのかなと思ったが、打ってみると、高弾道のドロー回転でビッグキャリーボールが打ちやすい。
重心距離が長くてオープンフェースなのに、つかまりがいい。でも、つかまりすぎないから、やっぱりアスリート系ですね。打感はヘッド全体がたわみ大きく弾く感じ(私の印象です)で柔らかい。音も心地いい。ヘッドのたわみが、ひと伸び余分に飛ばしてくれてるし、低スピンなのに高弾道でランも多いのは、フェースの細かい溝の影響なのかな。
兄弟分のXD-3と比べると明らかに見た目が違うけど球筋も違います。私の持ち球は高弾道なのでディープフェースのXD-3 の方が飛距離が出るし安定しますが、弾道が低めのゴルファーにはこちらをお勧めします。
スリクソンZ565と打ち比べると、Z565の方がつかまりにくいし時々スライス気味になる。飛距離は持ち球のタイプによって違いますから言及は避けますが、両者ともよく飛びます。ひっかかりを嫌うならZ565、つかまえたいならXD-5です。
純正のシャフトもなかなかいい
どのシャフトも打ちやすくていいですが、私のスイングだとTOUR AD TP-6との組み合わせが一番よく飛びます。純正のTOUR AD TX1-6 も、結構しっかりしたシャフトでよく飛ぶので、コストパフォーマンスを考えると迷うところ。軽いシャフトなのでヘッドの重みを感じながら腰の回転で打つと、気持ちいいナイスショットが打てる。
純正のTOUR AD TX1-6
まとめ
BRIDGESTONE GOLF TOUR B XD-5ドライバーは、アスリート系のドライバーながら、角を削り落としたドライバーです。
打感、つかまり、打ちやすさ、などアスリート系の難しさを減らした感じです。操作性よりも飛距離と方向性が際立つモデル。迷ったらこれを買っておけば間違いないです。
・つかまりがいいヘッドで高弾道が打てる
・ヘッド全体で大きく弾き、柔らかい打感
・低スピンだがドロップしない
・純正のシャフトも、なかなかいい
構えやすさ 4
デザイン 4
打ちやすさ 5
打感 4.5