BRIDGESTONE GOLF ツアーB JGR ドライバーを試打しました。
どんなクラブなのか評価と感想をレビューします。
試打クラブ
9.5°
【シャフト】
・JGRオリジナル TG1-5シャフト(S) 45.5インチ
・Speeder 569 EVOLUTION Ⅳ(S) 45.5インチ
・TOUR AD IZ-5シャフト(S) 45.5インチ
「飛距離モンスター」という印象的なキャッチコピーでリリースされたこの「TOUR B JGR ドライバー」のロフトバリエーションは3種類(9.5°、10.5°、11.5°)ある。
BOOST POWER TECHNOLOGY(ブースト・パワー・テクノロジー)
今回の設計はクラウンのたわみで飛ばすための2つの要素で成り立っている。
①BOOST WAVE CROWN
極薄のクラウンをウエーブ状にたわませることで、従来よりもたわみを増大させる。
②BOOST POWER RIB DESIGN
ソールの剛性を高めることで、パワーをフェースとクラウンのたわみに集中させる。簡単に言うとクラウンのたわみで飛ばすって事です。
構えてみると
構えてみると、投影面積が大きくてどっしりと構えられる。前モデル同様にクラウン部分にプリントが施され、ターゲットに集中しやすい顔になっているが、デザインは若干大人しくなった。
構えた感じは、やさしくてつかまりそうな印象です。フェースを見ると、TOUR B シリーズ共通のパワーミーリングという細い溝が彫られている。これにより、安定したスピン性能で飛ばすことができる。
打ってみると
打ってみると、よくつかまり、超高弾道の安定したドローボールになる。なるほど、フェースとクラウンが大きくたわんでボールを弾き返してくれる。意識的にフェースをターンしなくてもインパクトでボールをグイッと捕まえて、フォロースルーで一気に放り出すような感触がリアルに伝わってくる。
ミスにも強くオフセンターでも飛ぶし、基本的にプッシュやスライスになりにくい。どんな打ち方をしても、かなりよくつかまる。。。
ドローヒッターの私が打つと、フェード気味のスイングが、ちょうどいいドローボールになってくれます。
リアルロフトが表示よりも大きいのか、球がめっちゃ上がりやすいのか、両方なのか、、、普段通りのスイングでヘッドスピードを47m/s以上に上げて振ると、上へ上へと上がるだけで前に飛ばない。。。スピン量はそれほど多くないけど、打ち出し角度が極端に高くなり、全然飛びません。。。。
ところが、、、、43m/sぐらいで、かる〜くフェードを打つように、おとなし〜く振ると、、ちょうどいい高さのドローボールで、ぶっ飛んでくれます。ミート率重視で軽くふればぶっ飛ぶのです。
ヘッドスピードが遅くても飛距離が伸びるドライバーってこういうクラブなんだ、、、ヘッドが軽いし、よくつかまるし、ミート率が上がる。
可変ウエイトの位置を見れば一目瞭然。重心距離が短くて、重心角が大きい。実際にこのクラブはインパクトで自然にヘッドがターンする。ドライバーがコスって飛距離がイマイチなゴルファーが、気持ち良く捕まえられる。高弾道のつかまり番長です。
フェースのパワーミーリングはスピン量が安定する。これはかなり画期的な仕様だと思う。スピン量が増えすぎないのが特徴です。
ライバルは(2018年にやさしく飛ばせるおすすめドライバー7選)に詳しくレビューしました。
シャフトは
シャフトは50g台前半のオリジナルカーボンの他に、各シャフトメーカーの40〜50g台の最新シャフトが5種類用意されている。
オリジナルカーボンの「JGRオリジナル TG1-5」は軽くてシッカリしたシャフト。
(S)で41〜44m/sぐらい。このシャフトはかなり打ちやすい。
価格も一番お値打ちなのでイチオシです。
今度のエボリューション4は中調子。剛性感があって叩きたくなる。弾道が強い。
TOUR AD IZ-5 は、全体が緩やかにしなってクセのないシャフト。
【GOLF5】ブリヂストンの旧モデル・ドライバーが最終処分プライス! 今すぐ価格をチェック!
まとめ
BRIDGESTONE GOLF TOUR B JGR DRIVER(ツアーB JGR ドライバー) は、よくつかまって高弾道のドローボールが打てる。
・つかまる
・高弾道
・軽くて振りやすい
・ミス強い
・ちょうどいいスピン量
・ミート率アップ
スライサーが本気で飛距離アップしたいならこのドライバーです。女子プロのように、遅めのヘッドスピードで250ヤード以上をコンスタントに出せるかも。
飛距離 9
やさしさ 10
弾道の高さ 10
つかまり 10
構えやすさ 8
操作性 5
打感 8