ピン PING G フェアウェイウッドを試打しました。ツアープロの使用率が高いので、じっくりと検証しました。 評価と感想をレビューします。
試打クラブ
G FW (スタンダードタイプ) 3番(14.5°)5番(17.5°)
G FW (SF TEC)3番(16°)5番(19°)
G FW (STRETCH3)3番(13°)
【シャフト】
ALTA J50 (S) カーボン
Tour 80 (S) カーボン
この PING Gシリーズ の最大の特徴は、クラウン部の凸凹が、空気抵抗を軽減してヘッドが速く走る。さらに、重心位置の違う3タイプあり、それぞれの番手設定が違います。
①スタンダード・タイプ (3W,5W,7Wの3種類あり)
②SF TEC(SFテック) (3W,5Wの2種類あり)自然にヘッドが返る。右へのミスを抑制したドロー設計。
③STRETCH3(ストレッチ3) (3Wの1種類のみ)低スピンで吹き上がらない。ティーショットにも適したドライビングフェアウェイウッド。
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構えると
SF TEC (5W)
構えると、クラウン部の凸凹が、ボールがフェースのセンターでヒット出来そうな心理的効果がある。フェースがややグースっぽい(リーディングエッジの出っ張りがない)ので、分厚いインパクトができそうな顔です。
私は引っかかるような印象があるから、構えづらいが、フェアウェイウッドがつかまらないスライサーには構えやすいと思う。リーディングエッジが地面すれすれに見える。
スタンダードタイプと比べて、SF TEC の方が投影面積が大きいから、より捕まりそうな印象がある。
打ってみると
スタンダードタイプから打ってみると、びっくり! よく上がる上がる。心地よい打感で高弾道になる。トップしても上がってくれる。っていうか、トップしにくいです。
Gドライバーのような空気抵抗の効果は感じないが、それでも、気持ちよく振り抜ける。捕まり具合は、ドローヒッターの私には丁度いい感じです。
打ちやすさと、安定感は、一級品ですね。飛距離は、ぶっ飛びではないが、安定した距離が出るので、池越えでもリラックスしてアドレスできそうです。
SF TEC を打ってみると、更につかまって高弾道になる。インパクトでフェースが返るのがよくわかる。そしてミスにも強い。オフセンターでヒットしても高弾道でよく飛ぶ。
これなら、つま先下りや、左足下がりのライでも、スライスせずに高い球になりそう。スライサーには、長いホールが楽になる秘密兵器になるかも。
STRETCH3は、意外によく拾ってくれる。ロフト角13度のスプーンなのにマットの上からでも問題なく打てる。少しだけヘッドが重いのでコントロールしやすい。これは、よく飛びます。
同じ3番同士でも SF TEC よりも10〜15ヤード飛ぶ。ティーアップして打つと、高弾道のドローボールで、ミスに強い。すぐにでも狭くて短いミドルホールに使いたくなる。
他のメーカーにもこのカテゴリーはありますが(タイトリストF3のような)ちょっと別物です。
かなり拾うし、打ちやすい。アスリートが、3W(スプーン)でバーディーを稼いでスコアアップできるクラブです。
シャフトは
メーカーオリジナルのALTA J50 は、軽くて振りやすいカーボン。よく飛ぶ。従来のピンの固いカーボンと違って、とても振りやすい。柔らかくよく先がしなるが、合わせやすい。軽いからドライバーとのバランスが大きく違わないように選びたい。
Tour 80 は、手元調子のしっかりしたカーボン。表示よりちょっとハードな感じがする。私はこちらの方が重量感があって、しっくりくる。どちらも打ちやすいシャフトです。
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まとめ
PING G フェアウェイウッド は、よく拾って高弾道で曲がらないから、楽に飛ばせる。3タイプの中からベストな選択ができる。
・高弾道で曲がらない
・よく拾ってくれる
・ライが悪くても打ちやすい
・安定した飛距離
このフェアウェイウッドが、ツアープロに支持される理由がよくわかる。
バーディーを量産するには、フェアウェイウッドのレベルアップが大事です。
これは可能にしてくれる。
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構えやすさ 4
デザイン 3.5
打ちやすさ 5+
打感 4.5