Titleist NEW VG3 ドライバー(2018)を試打しました。
どんなクラブなのか、評価と感想をレビューします。
試打クラブ
9.5度
【シャフト】
・Titleist VG50(S) オリジナルカーボン 46.0インチ
・Titleist VG60(S) オリジナルカーボン 45.5インチ
ロフトバリエーションは2種類(9.5°、10.5°)ある。カチャカチャで、ロフト角とライ角が調節可能。シャフト(スリーブ)は前モデルや917シリーズとの互換性がある。
設計が大幅に変更された
クラウン部分にはカーボン素材が導入され、興味深い構造になっている。
チタン製のクラウンの上部からトゥ部に楕円状の穴を多数空けてカーボンで補強するという2層構造になっている。軽量かつ、低・深重心構造と慣性モーメント値の最大化を可能にした、まったく新しいスピードヘッド。トゥ側を軽くヒール側を重くして、つかまりにくさも解消した理想的な重量配分になった。
2層構造によって打感や音もカーボンらしからぬ上質さを実現している。
ソールの溝が無くなっている。前モデルはめっちゃ打ちやすかったのに、特長が全く継承されていないけど大丈夫なの??っと心配になるが、、、
打ってみると、、これが凄かった。。。
ライバルは(2018年にやさしく飛ばせるおすすめドライバー7選)に詳しくレビューしました。
構えてみると
構えてみると投影面積が大きい丸型のシャローバックは、どっしりとして構えやすい。球が上がりそうでリラックスして構えられる。やっぱりオーソドックスな丸型ヘッドはには安心感があります。
ゴチャゴチャとペインティングやグラデーションなど処理がないので、センターマークのみが視界に入って集中しやすい。前モデルと同様に質感の高い仕上がりで全体的に高級感がある。なかなかいい顔です。
試打の評価は
打ってみると、よくつかまり超高弾道のドローボールでぶっ飛びます。これは振り抜きやすく、面白いようにナイスショットが連発する。というよりも球筋だけを見ていると全部がナイスショットに見える。
私にはちょっと軽いのでドンピシャのショットがなかなか出ないけど、それでも全部狙った方向にぶっ飛んでくれるのです。まず、ヘッドが必ずターンしてくれます。振り遅れの心配ご無用。気持ちよくつかまえてくれるから、マジで気持ちいい。つかまり過ぎが時々出るけど、想定内の範囲です。
9.5°なのに弾道はかなり高い。低スピンの高弾道のドローボールが連発する!
この日はフォームが安定せず調子が上がらないから苦労するかと思ったけど、なんだか拍子抜けです。めっちゃ打ちやすい。
若干抑え気味に44〜45m/sぐらいで振るとちょうどいい感じ。ややセンターを外しても初速が速くて266ヤード。ずっとこんな感じです。
それにしても打ちやすい!!
全体重量が軽い中で、実にうまく重量バランスが形成されている。60gのシャフトなのに全体重量が288gって、恐らくヘッドが少し軽くて、グリップが超軽量化されている。
ヘッド、シャフト、グリップ、、、全てが調和され絶妙な仕上がりになっている。
打感も音もかなり上質です。操作性も悪くない。
超軽量グリップの採用のためなのか、スイング中に手元の軌道が不安定な感じがするが、2〜3球打つと慣れてくる。それよりもこの軽量グリップが細くて柔らかく感じるのが気になった。
この 「NEW VG3 ドライバー」 は、この秋(2017年秋)以降発売のニューモデルの中で最高に気持ちよかった。
シャフトは
シャフトは、オリジナルカーボンの計4種類がラインナップされている。
・Titleist VG50(R)(SR)(S)
・Titleist VG60(SR)(S)
・Speeder569 EVOLUTION Ⅳ(S)
・TOUR AD IZ-5(S)
バランスが素晴らしいからオリジナルカーボンがオススメ。VG50 のみが0.5インチ長いが、それほど軽い感じもグニャリ感もなく長いのに合わせやすい。
VG60 は、しっかりしてるけど振り遅れない。オリジナルシャフトしか試打してないが、ヘッドの動きとシャフトのしなりがピタッと合っているので、これで十分な感じがする。
前モデルと比べると約1割ほど価格設定が安くなった。
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まとめ
タイトリスト NEW VG3 ドライバー(2018)は、軽くて振り抜きやすく、よくつかまり、安定した飛びが実現する。打感もいい。
・高弾道
・よくつかまる
・軽くて振りやすい
・ぶっ飛ぶ
・ミスに強い
・打感がいい
バランスの良さと、つかまりに感動です。
高弾道のドローボールで飛ぶ!欲しい!!
飛距離 10
やさしさ 10
弾道の高さ 9
つかまり 10
構えやすさ 9
操作性 8
打感 9