Titleist(タイトリスト) 718 AP1 アイアン を試打しました。
どんなクラブなのか評価と感想をレビューします。
試打クラブ
7番(29°)
【シャフト】
・N.S.PRO 950GH (S)
・Titleist MCI 60 (S) オリジナルカーボン
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718 アイアン シリーズ
タイトリストの「718 アイアン シリーズ」は全部で6種類ある。
「AP1」は6兄弟の中で最もやさしく飛距離性能も一番である。
ソールに「48」と刻印された48度のギャップウエッジが加わった。
これは単品で購入できる。
構えてみると
構えてみると、セミグースネックの面長のフェースがアドレスにゆとりを与えてくれる。
やさしさを追求したアイアンの割にはトップブレードが薄いから、シャープな印象も持ち合わせている。
フェース面はアスリートも構えやすいすっきり感がある。この辺りがタイトリストのデザインの巧さかもしれない。
前モデルの「716 AP1 アイアン」と比べると4番〜9番のロフト角が1度ずつ立っているし、グースの度合いが増した。
より捕まえながらより遠くへ飛ばす目的がうかがえる。
何といっても、特徴は360°アンダーカットキャビティです。バックフェースがぐるりとポケット構造になっている。
当然慣性モーメントが上がり、オフセンターのミスの寛容性が確保できる。底の部分には大きめのタングステンウエイトが埋め込まれ、かなりの低重心化を実現している。
4番と5番は、まるでアイアン型ユーティリティのような中空構造になっている。やさしさのてんこ盛りですね。
試打の評価は
打ってみると、よく拾って高弾道でぶっ飛びます。
薄いフェース面が大きくたわんでドカーンと空高くぶっ飛ばしてくれる。しかも左右のブレがほとんどない。
打点がブレても弾道がそろってくれます。
7番で180〜190ヤードが計測されるが、打った感触との飛距離のズレが15ヤードぐらいある。
構えた感じがアスリートっぽい綺麗な顔で、いわゆるぶっ飛び系の弾く打感じゃないのに、遠くまで飛んでしまうから不思議な感じ。これは打ちやすいし、よく飛ぶ!!
フェースの動きは控えめで、体が止まってもフェースが被らないし、振り遅れてもフェースが開きにくい。意識的にフェースローテーションさせるのは不向きだが、安定した方向性が確保できる。
スピン量はやや少なめで高弾道でも風に負けない球になる。スイートエリアが広いから、芯で捉えなくてもアバウトな感じで振ればグリーンに乗ってくれそう。レベルブローに振ればヘッドが走って気持ちよくつかまってくれます。
打感は「AP3」と比較すると若干劣るけど、飛び系アイアンの中ではかなりソフトな感触です。
操作性も距離のコントロールも不向きで、加減してもがっつりと飛んでしまうし、左右にも曲げづらい。
アイアンの飛距離が欲しいゴルファーが安定した飛距離が手に入るし、打点がブレてもカバーしてくれるアイアンです。
シャフトは
シャフトは、オリジナルカーボンの「タイトリスト MCI 60」と、軽量スチールシャフト「N.S.PRO 950GH」がラインナップされている。
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オリジナルカーボンは、軽くてタイミングが合いやすい。
軽量スチールとも相性がいい。
飛距離が衰えたゴルファーが、このクラブで少しシャフトを軽くしてみると驚く結果になるかも。
シリーズの中でこの「718 AP1 アイアン」は、お値打ちなプライス設定になっている。
まとめ
タイトリスト 718AP1 アイアンは、軽く振ればぶっ飛ぶやさしいアイアンです。スイートエリアが広くてミスになりにくい。
・よく飛ぶ
・高弾道
・よく拾う
・曲がらない
・ワイド・スイートエリア
・ミスをカバーしてくれる
718アイアンシリーズの中で、前モデルから最も進化したのがコレです。
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タイトリストのワールドモデルでは、過去にはない「やさしさ&ぶっ飛び」です。
飛距離 10
やさしさ 9
弾道の高さ 9
つかまり 8
構えやすさ 8
操作性 6
打感 8