Titleist 716 AP2 アイアン の試打しました。評価と感想をレビューします。
タイトリスト 716AP2・7iron・ダイナミックゴールドAMT・S200
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デザインはなかなかいい
新しさが一目でわかります。タングステンウエイトがどんな効果があるのか楽しみですね。
ただ、元々打ちやすいキャビティ構造なのにタングステンの必要があったのかな。それでも進化を続ける姿勢はさすがタイトリストです。デザインはカッコイイですね。
何故かAP2は上級者オーラが出てるように思えるんです。多くのプロが使用しているからでしょうか。今年もたくさん勝ち星を上げそうなクラブですね。
構えてみると
前モデルとの違いがほとんどありませんが、安心して構えられる顔です。ターゲットに真っ直ぐに構えられます。
打ってみると
打ってみると、低重心で良く拾います。高弾道で左右のブレも少ないです。打ちやすいし球筋が安定します。引っかかったなって思ってもそれほど曲がらない。
タングステンの恩恵でしょうか。むりやり手首を返さなくても自然にターンするような感覚です。
打感は少し硬くなったような感じ。716CBと比べると少し硬さが気になります。飛距離は716CBとほとんど同じでした。ただしミスヒットでの飛距離のロスはAP2の方が有利でした。
ラフやライが悪い時もうまく打てそうです。714AP2に持ち替えてみると、打ちやすさはあまり変わりませんし、
ダイナミックゴールドを選びたい方に、前モデルから買換えのメリットをあまり感じません。カスタムで発注してまで買うほどの違いがないような気がしました。
ただし、AMTシャフトが結構いいので買い換える理由にはなると思います。
率直な感想は、
なんか今回のモデルは、どうも打感が硬いのが気になります。でも、弾道は安定してるし打ちやすい。好みが分かれますが、スコアアップしそうな感じの仕上がりです。
ライ角調整が不可
このモデル、ライ角を調整すると(1度だけでも)ネックが破損する恐れがあります。(割れてしまいます)鍛造なのにライ角が調整できないなんて。大きなデメリットですね。標準仕様で使う方には問題ありませんが。
前モデルは問題ありませんでしたし、MBやCBも全く問題ありません。元々タイトリストのアイアンはアップライトなので、フラットな人には困った問題です。どうしてもライ角を調整したい場合は±1°ぐらいまでならメーカーにカスタムで発注できるようです。ただし、有料になります。
打ちやすいですが、鍛造なのにライ角調整ができないのが残念です。
構えやすさ 4.5
デザイン 4
打ちやすさ 4
今回のモデルも打ちやすく、安心感が増したように思いました。
ツアープロが多く仕様するモデルですので、それだけでも説得力があります。
安定感を求めるなら(誰でも求めますが)716AP2 ですね。