DUNLOP スリクソン Z F65 フェアウェイウッド を試打しました。球数をたくさん打ったので、感想と私なりの評価をレビューします。
試打クラブ
3W(15°)
5W(19°)
【シャフト】
Miyazaki Kaula MIZU 6 カーボンシャフト(S)
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構えてみると
ダンロップ SRIXON Z F65 フェアウェイウッド 5W
とても構えやすい。従来のスリクソンのFWとは、全然違う顔です。同時に発売された Z H65 ハイブリッドと同じようにヘッドのクラウン部分に段差があり、高弾道の効果があるようです。小ぶりなので複合ライでも打ちやすそう。
打ってみると
5Wから打つと、比較的FWが苦手な私ですが、「上達したんじゃないかなぁ」って錯覚するほど打ちやすい。とにかく高弾道でまっすぐに飛ぶ。キャリーが出て、転がらない。
フェースのどの部分に当たっても、そこそこ同じくらいの距離に。トゥ側、ヒール側、トップ、厚め、いろいろ試したけど、ちゃんと、そこそこ飛んでくれる。
5Wはよく使うクラブですから信頼できるのが一番です。
3Wを打つと、無理に捕まえに行かなくても、よく拾ってくれる。手首を使わず、体の回転だけで払い打つと、強い中弾道で真っ直ぐに飛びます。
3Wを、ティーアップして打つと、弾き飛ばす印象。捕まえて打つという感じではなく、中弾道で低スピンの球筋です。Z765ドライバーの進化には驚きましたが、感覚がよく似てます。打ちやすいし、中弾道でよく飛ぶ。引っかからない。これなら、狭まくて短いミドルホールのティーショットで安心して打てる。でも、かなり飛ぶので普通の距離のミドルでもティーショットに使えるかな。
3Wと5Wはキャラが違う
試打を重ねると、大きな特徴に気づきました。3Wと5Wのキャラが違うんです。別のブランドみたい。
3Wは、ぶっ飛んで曲がらない。狭いホールのティーショットや、フェアウェイの平坦なライから距離を稼ぎたい時に安心して打てます。5Wは、グリーンを捉える。パー5のセカンドや距離のあるパー4で、ライが悪くても確実にグリーンに乗せたい。長いパー3で距離感を出してチャンスにつけたい。
2本とも、そんな武器になります。3Wと5Wが、しっかりと機能するからゴルフが変わります。
ヘッドの体積に特徴があった
スペックを見ると、なるほど〜って分かりました。
ヘッド体積(cm³)
3W(cm³) | 5W(cm³) | 差(cm³) | |
SRIXON Z F65 | 173 | 144 | 29 |
TaylorMade M2 | 156 | 142 | 14 |
Callaway XR 16 | 175 | 158 | 17 |
PRGR RS FW | 173 | 162 | 11 |
BRIDGESTONE XD-F | 172 | 163 | 9 |
各社のフェアウェイウッドの3Wと5Wの体積を比較しました。すると、SRIXON Z F65 だけ体積が、大きく違うのです。
つまり、3Wは飛んで曲がらない5Wはコントロールしやすいまさに、試打の結果と同じですね。
Miyazakiシャフトがいい
今回の新しいMiyazaki Kaula という純正のシャフトが、とてもいい。ドライバーもアイアンもFWも打ちやすいです。本格的なシャフトなのに価格もお値打ちなのでありがたい。
Miyazaki Kaula MIZU カーボンシャフト
スリクソン フェアウェイウッドが安く購入できる。
まとめ
スリクソン Z F65 フェアウェイウッドは、3Wと5Wの使い分けができるクラブです。
【3W】
・ティーショットや、距離を稼ぎたいセカンドショットで安心して打てる。
・強い弾道でよく飛び打ちやすい。
【5W】
・確実にグリーンを捉えたい時に。
・複合ライからでも打ちやすい。
フェアウェイウッドの悩みを解消してくれる要素が詰まっています。
構えやすさ 4.5
デザイン 4
打ちやすさ 4.5
打感 4