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PXG 0811LX ドライバー の試打&評価

PXG 0811LX ドライバー を試打しました。
どんなクラブなのか評価と感想をレビューします。

試打クラブ

【ロフト角】
10.5°
【シャフト】
・TOUR AD TP-6 (S) 45インチ
・SPEEDER 661 EVOLUTION Ⅲ(S) 45インチ
・SPEEDER 569 EVOLUTION Ⅲ(S) 45インチ


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PXGは、既存の0811ドライバーに、新たに2種類の兄弟モデルのドライバーを追加した。「0811X」と「0811LX」です。

(2017年6月発売)追加モデルの大きな変更点は、「PXG 0311 アイアン」に注入されていた熱可塑性エラストマーを、ドライバーヘッドのソール内部に注入して、振動吸収させることと、クラウン部をカーボンにしたこと。

簡単に言えば、打感の向上と低重心化です。新しい2種類のヘッドは重量が大きく違うようだが、それ以外は外観上の違いがほとんどない。

今回は、やさしそうな軽量タイプの「0811LX」を試打しました。ロフトとバリエーションは3種類ある。(9°、10.5°、12°)

構えてみると

構えると、レギュラーモデルより投影面積が大きくなって、どっしりと構えられる。良くつかまってくれそうな安心感がある。やはり、ますます ピン G ドライバー に似てきた感じがするけど、打ちやすさを追求するとゴールは同じなのかな。

特徴的なソールのデザイン・弾道調節のネジ

従来モデルと同じく、複数のネジで重心位置が変えられる。レジの数は16個から10個に大幅に減らされた。これでも多いと思うのだが、、、、黒(軽いチタン)とシルバー(重いタングステン)の2種類で構成される。

この重さの違う2種類のネジを入れ替えると細かく重心を変えられる。高弾道、低弾道、ドロー、フェード、と球筋が変えられるようです。黒を増やしたり、シルバーを増やしたりすると、バランスも変えられます。

打ってみると

ワッグルすると、明らかにヘッドが軽いのがわかる。打ってみると、よくヘッドが走り軽くて振り抜きやすい。かなり高弾道の低スピンになります。飛距離もまずまずだが、直進性がいい。パーン!とフェース全体で弾き返して、糸を引くような真っ直ぐの弾道になります。

少々センターから外れてインパクトしてもフェースの向きが微動だにせず真っ直ぐに動いてくれます。ドローが打ちやすい感じでもないがスライスになりにくいので安定感は抜群にいい。

「0811 ドライバー」は少し重くてアメリカっぽい感じがしたけど、これはちょうどいい。決して軽いヘッドではなく、これでアベレージゴルファー向きというより、セミアスリートをターゲットにしている感じです。60g台のシャフトで叩くのもいいが、50g台でゆったりと振り抜いても打ちやすい。

打感は、やわらかい。。。というか、衝撃が少ないです。大きい金槌で小さい釘を打つような、、解りづらいですね、(汗)、、

悪い打感じゃないけど、センターとオフセンターの差がわからない。操作性がいいクラブの正反対です。とにかく真っ直ぐに飛んでくれます。曲がらないクラブは、慌てずにゆったりと大きなスイングができるので、結果としてよく飛んでくれる。不安があると、どうしても手で合わせたくなったり、リズムが狂ったりして、飛ばなくなります。このドライバーを打つと、安心感が飛距離を生むんだなと、教えてくれる。

ただ、、「0311 アイアン」は高い金額を出しても欲しいと思うけど、PXGのドライバーはそこまでのアドバンテージを感じない。かっこよさや所有する満足感は認めるが、EPIC STAR、M2、917D2、などと比べると、実力的にはちょっと厳しい戦いになる。。。

カスタムのみの販売

PXG のクラブは、カスタムフィッティングのみの販売なのでシャフトもグリップも豊富な種類から好きなように選ぶことができる。価格はかなり高い。選ぶシャフトやグリップによって違ってくるが、他メーカーの2本分以上の価格になりそう。アイアンと比べると割安感はあるが、、、

まとめ

PXG 0811 LX ドライバー は、軽くて振り抜き易く、ミスに強く、高弾道で、曲がらない。安定感抜群です。

・振り抜きやすい
・スイートエリアい
・高弾道
・ミスになりにくい
・低スピン
・存在感がある


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これぞ飛んで曲がらないドライバーです。しかもかっこいい。

飛距離 4.5
構えやすさ 4
デザイン 4
打ちやすさ 5
操作性 3
打感 4.5