PRGR プロギア RS フェアウェイウッド 2018年モデル を試打しました。
こんなにやさしいなんて想像外。すぐにカスタムオーダーしました。
アバウトな感じで振り抜けば、しっかりと結果が出てくれます。
ロングホールのセカンドショットで「楽をして距離を稼げる」そんな表現がぴったり。
芝の上からでも、少しティーアップしたボールを打つかのように、楽にコンタクトできます。
どんなクラブなのか評価と感想をレビューします。
試打クラブ
・3W (15°)
・5W (18°)
【シャフト】(オリジナルカーボンシャフト)
・Diamana for PRGR S(M-43)
番手バリエーションは、3番(15°)、5番(18°)、7番(21°) の3種類ある。
ロフト角とライ角を調節するカチャカチャは付いていません。
RSシリーズのドライバーとアイアンの評価はこちら↓
「RSドライバー」と「RS Fドライバー」の試打&評価(2018)
「RS」と「RS FORGED」アイアンの試打&評価(2018)
構えてみると
構えると大きめのどっしりした丸型ヘッドは、最近のFWとしてはややディープな印象です。こういう顔がアスリートには構えやすい。
試打の評価は
打ってみると、自然に拾ってくれるし、自然につかまえて、力強い中高弾道で左右に曲がらずよく飛んでくれます。かなりよく拾ってくれるから、軽く払い打つだけでいい。第一印象は「楽なFWなのに弾道が強い」っていう感じでした。
少なめのスピン量でアゲンストでも吹け上がらず前へ突き進んでくれるし、ヒール気味にコスっても、”めくれ上がる”ようなミスにならず、距離のロスが少ない。
オフセンターでも弾道の変化が少ない。
芝の上からでも、少しティーアップしたボールを打つかのように、楽にコンタクトできます。
打感は、衝撃が軽くて、マレージング鋼がよく弾く感じが手に伝わってくるが、少々ブレても、同じような感触で同じような弾道になる。
アバウトな感じで振り抜けば、しっかりと結果が出てくれます。
ロングホールのセカンドショットで「楽をして距離を稼げる」そんな表現がぴったりかな。
アベレージゴルファー用のFWのように、楽に拾ってよく弾く性質を持ちながら、アスリート用のFWのような弾道の強さを持ち合わせている。両者の”いいとこ取り”のパフォーマンスです。
ミスの傾向が、トップ気味やプッシュ気味ならば、即効性があると思いますよ。
シャフトは
シャフトは1種類のオリジナルカーボンの「Diamana for PRGR(S),(SR),(R)」が標準仕様です。よく拾ってくれる要因はこのシャフトにもある。
とにかく振り抜きやすい。しなりを感じながらゆったりと振ると、しっかりつかまえてくれる。暴れないから方向が定まるし、タイミングがブレにくい。
(S)で42〜44m/s、(SR)で39〜41m/s ぐらい。
まとめ
プロギア RS フェアウェイウッド (2018年モデル)は、よく拾い、よくつかまり、強い弾道で曲がらない。トップ気味でもよく飛んでくれる。
・強い弾道
・よく拾う
・振りやすい
・トップ気味でもOK
・ミスに強い
フェアウェイウッドに苦手意識があるなら、解消されるかも。
強い球が楽に打てますよ。
飛距離 9
やさしさ 9.5
弾道の高さ 8.5
つかまり 9
構えやすさ 8
操作性 7.5
打感 8.5