Titleist VOKEY FORGED ウェッジ(2019モデル)を試打しました。
前モデル(2017年モデル)よりもスイートエリアが広い。
打点がブレてもミスになりにくいし、スピンがかかり過ぎたり、かからなかったりが少ないです。
打感の良さがタッチを合わせやすくしてくれるので、やさしく寄せられます。
どんなクラブなのか、評価と感想を解りやすくレビューします。
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【試打&評価】VOKEY FORGED ウェッジ(2023)/さらに洗練された日本専用モデル
試打クラブ
(タイトリスト)
VOKEY FORGED
(ボーケイ フォージド)
ウエッジ
/2019年3月発売モデル
【ロフト/バウンス】
・58°/08°/Sグラインド
・58°/12°/Kグラインド
【シャフト】
・Dynamic Gold (S200)
・N.S.PRO 950GH (S)
バリエーション
①ロフトバリエーションは7種類
48°、50°、52°、54°、56°、58°、60°
②ソールのバリエーション
ロフトに応じて4種類のソール形状が用意されている。(前モデル(2017)は3種類)
F GRIND
あらゆるライから打ちやすい。
M GRIND
フェースを開いたり閉じたり多彩な球筋をコントロールできる。
K GRIND
ソール幅が広くバンカーからの脱出に最適。
S GRIND
オープンフェース時でもバウンス効果が増えすぎず、多彩なショットが可能。
56° は2種類 [ M、K ]58° は3種類 [ M、K、S ]その他のロフト角は 1種類ずつの設定。
③カラーは2色
・ツアークローム
・ブラックPVD
VOKEY FORGED ウェッジ の評価
【構えやすさ】
やや大きめで懐が深く包み込み感があり、ゆったりとした安心感があります。外観はスッキリして美しい。
↓左のSM7と比べると、右のボーケイ・フォージドの方が大きくてややグースになっている。
【スピン量】
スピン量は多い。イメージ通りにスピンがかかってくれるから寄せやすい。
【打感】
超柔らかい。SM7と交互に打ち比べると、全く別物の感触です。フェースのどこでどんな回転がかかっているのか情報が伝わってくる。
【操作性】
フェースの上に長く乗ってるような感覚なので、操作しやすい。縦の距離が合わせやすくて、スピン量もコントロールしやすい。転がす時に過剰なスピンが入らない感じ。
【バンカーショット】
前モデル と同様に、「Kグラインド」は本当にバンカーショットが打ちやすい。ダフったかなと思っても、よく弾いて爆発してくれる。バンカーが苦手なアマチュアにはこのソールがおすすめ。「Sグラインド」は厚めに入るとミスになりやすいが弾きすぎない安心感はあります。
【やさしさ】
前モデル(2017年モデル)よりもスイートエリアが広く感じる。打点がブレてもミスになりにくいし、スピンがかかり過ぎたり、かからなかったりが無くて、距離感が合わせやすい。
サンドウェッジとして使用する56°と58°には複数のバウンス形状があり、好みに応じて選ぶことができる。一方、その他のロフト角は1種類のみの設定なので、迷わなくて済むからやさしくチョイスできますね。
打感の良さがタッチを合わせやすくしてくれるので、やさしく寄せられます。SM7と打ち比べるとリーディングエッジやネック形状が日本の芝に適した設計になっているのが納得できる。
シャフトは
メーカーの標準仕様は、スチールとカーボンが1種類ずつ。オリジナルカーボンには重量が3種類あります。
・Titleist Diamana VF 60、50、40(オリジナルカーボン)
・N.S.PRO 950GH
これ以外にも各ショップが多品種のシャフトを用意してるようですよ。
おすすめしたいゴルファーは
- 軟鉄鍛造のソフトな打感を好む
- ミスをカバーしてほしい
- 出っ歯が苦手
まとめ・総合点
タイトリスト ボーケイ フォージド ウェッジ(2019モデル)は、タッチが合わせやすい軟鉄鍛造のウェッジ。日本の芝に適合している。
・日本の芝に適した形状
・4種類のソール形状
・安定したスピン量
・柔らかい打感
・距離感やタッチが出しやすい
SM7もいいが、日本の芝は、こっちの方が打ちやすい。
やさしさ 9.5
構えやすさ 10
スピン量 9
操作性 9
打感 9.5
プライス 7.5