楽しい GOLF LIFE

ゴルフギアの口コミサイト「間違わないゴルフ用品選び」

ゴルフを愛するすべての人に読んで欲しい一冊/「中部銀次郎 ゴルフの要諦」

   

ゴルフを愛するすべての人にぜひ読んで欲しい一冊があります。私もあっという間に2回熟読しました。ますますゴルフが好きになる本ですよ。

『中部銀次郎・ゴルフの要諦』
本條 強・著
日本経済新聞出版社(750円 税抜)

この本は、前人未到の日本アマ6勝、プロのトーナメントでも優勝した”日本の ボビー・ジョーンズ”と称される中部銀次郎氏のゴルフ人生が極めて興味深く綴られています。

著者:本條 強

1956年生まれ。ゴルフ雑誌編集を経てスポーツライターに。「書斎のゴルフ」編集長。

プロとの親交が興味深い

幼少時代から59歳で永眠するまで真剣にゴルフと向き合った中部銀二郎。生涯アマチュアゴルファーとして戦った数多くの出来事が実に興味深く書き下ろされています。

中でも一流プロゴルファーとのエピソードは、その情景が目に浮かびます。特にこの部分は楽しく読ませて頂きました。

 J・ニクラウスを見て世界を諦めた

アメリカで開催された世界アマ選手権で、当時20歳のJ・ニクラウスの豪快なショットを目の当たりにして、自分が”井の中の蛙”であることを知った。

一回り以上年下の倉本昌弘との戦い

日本アマを6回制しているが、5度目の優勝は当時18歳の倉本昌弘を1打差で破った勝利。その後も両者の戦いが続きます。

同い年の青木功を「青ちゃん」と呼ぶ仲

同じ1942年生まれの青木功とは「銀ちゃん」「青ちゃん」と呼び合う仲。そのエピソードも面白い。

上達のヒントがある「要諦」

ゴルフと真摯に向き合う中部氏。勝負の中で学び得た理論があり、「要諦」つまりゴルフ上達の”キモ”がたくさんあります。

・どんなに惨めなショットを打っても、胸を張って堂々と早足で歩く。
・きちんとしたマナーを身につければ、プレーも自ずときちんとなり、スコアも良くなる。
・トップが気持ち良く収まっていれば、自然に良いショットが打てる。
・ストロークプレーはギャンブル厳禁。林に入れたら潔く横に出すだけ。
・正しくアドレスできたら、あとは何も考えない。思い切りボールを打ち抜くだけ。

その他、計90もの「要諦」が記述されています。心にに響きますよ〜。これ、全部素晴らしい言葉です。

あとがき

“日本の ボビー・ジョーンズ”と称される中部銀次郎氏のゴルフ人生が興味深く書き下ろされた「中部銀次郎 ゴルフの要諦」は、ゴルフを愛するすべての人に読んで欲しい一冊です。プロゴルファーとのエピソードも面白いけど、レッスン的な要素もあり、内容が濃くて面白い。読み始めると、あっという間に270ページ余りが終わってました。心にしっかりと刻みたいと思います。これは本当に読んでよかった。

 - レッスン書