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ヨネックス EZONE XPG ドライバー の試打&評価

ヨネックス YONEX EZONE(イーゾーン) XPG ドライバー を試打しました。カーボンコンポジットモデルの元祖メーカーの自信作は、どんな特徴があるのか楽しみです。評価と感想をレビューします。

試打クラブ

【ロフト】
9度
【シャフト】
EX310J (オリジナルカーボン)

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ヨネックス公式サイトの「事実、ヘッドスピード43m/sで290y飛んだ」の動画を見ると「マジか??」、、、

確認せずにいられないです。本当によく飛ぶのかな。


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構えると

構えると、丸型のクラウン部にカーボンファイバーが透けて見える。艶消しの黒は、光が反射しなくて構えやすい。フェースが少しオープンに感じる。アスリートっぽい雰囲気です。

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打ってみると

打ってみると、カーボンコンポジットのドライバー独特の軽い打感。音は高めの金属音。心地よいインパクトで、これなら肘や手首に負担がかからない。これはカウンターバランスの効果です。ヘッド重量は重いが、グリップエンドにも重りが入っていて、振った感じは全体の重量が軽く感じる。

Sシャフトで総重量319gって、なかなかの重いドライバーだが、290gぐらいの軽いクラブを振っているような感覚です。例えば,「スリクソンZ765ドライバー × Fujikura Speeder 661 EvolutionⅢ(S) 」よりも少し重いが、振った感じは、かなり軽い。

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飛距離は、軽く振ってもよく飛びます。非常に振りやすくて、よく球が上がる。高弾道で低スピン。曲がりも少ないし落ちてからよく転がる。重いヘッドがガツンとボールを遠くまで飛ばしてくれる感じがする。

やっぱり重いヘッドの方がボールに伝わる衝撃は大きいのでしょうね。それがまた見事にカウンターバランスの効果で振り抜きやすい。

ただし、ゆっくりと力まずに振ると、自然にフェースがターンして高弾道のドローボールになるが、少し振り遅れるとプッシュ気味になる。つまり、力むと振り遅れるので注意が必要。振りやすいがアスリートっぽいシビアな部分も感じる。スイングが安定してるゴルファーが、ヘッドスピード以上の飛距離をものにするクラブです。

シャフトは

EX310J(オリジナルカーボンシャフト)は手元部分の剛性が高めで、中から先がよくしなり弾き飛ばす感じのシャフト。また重心位置も40mm手元側に移動させたことで、重ヘッドでもバランスよく軽い振り抜きを実現できる。このシャフトはヘッドと一体感があって振りやすい。

まとめ

ヨネックス EZONE XPG ドライバー は、重いヘッドとカウンターバランスがヘッドスピード以上の高弾道の飛距離を可能にする。

・高弾道、低スピンでよく飛ぶ
・グリップ、シャフト、ヘッドの重量配分が振りやすさを演出
・つかまり過ぎないから、安心して振れる
・とにかく価格が安い!

ヘッドスピードが普通のゴルファーがハードヒッターに対抗できるドライバー。特にフッカーにオススメ。よく考えられた作りです。

飛距離 5
構えやすさ 4.5
デザイン 3.5
打ちやすさ 4
打感 4