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ユピテルの計測器「スイングトレーナー GST-7 BLE」の評価は

ユピテルの飛距離計測器「スイングトレーナー GST-7 BLE」を購入しました。
スマートフォンで確認できる新機能がとっても便利です。購入後の評価と感想をレビューします。


箱の中には

本体、説明書、ACアダプター、USB接続ケーブル、角度調整台 が同梱されています。

本体はスマホぐらいの大きさの本体を打ち出し方向の後方1〜1.5mにポンと置くだけで準備完了。

新しい機能は「スマホ連動」

ヘッドスピード、ボールスピード、飛距離、ミート率が表示されるのは従来と同じ。22種類のクラブ(番手)を選ぶことにで、より正確な計測ができる。本体の画面表示は従来と変わらない。

その画面と同じ内容がBluetoothでスマホに連動して、同時に表示されます。その履歴はクラブ別のデータとしてグラフで表示されます。

↓同じデータがスマホに連動される。(iPhoneのスクリーン・ショットです)

いつも同じ条件で比較したほうがいい

いろんな試打会、工房、練習場、鳥かご などで試打をしてもそれぞれの計測機器によって飛距離が違います。
いつも同じ機器を使用すれば、飛ぶのか飛ばないのか分かりやすいので、私は試打会などにこれを持ち込んで飛距離性能を比較しています。

オススメの使い方

トラックマンなどの本格的なマシンと比べて、このデータが正しいかどうかの議論がありますが、私の経験からすると結構信用できます。飛距離もヘッドスピードも大きな違いは出ません。

でもそれってそれほど重要ではないと思っています。

「本当にこの飛距離は正しいのかな?」
「ヘッドスピードはもう少し速いはずなんだけど、、」
っていう疑問は捨ててください。
他のマシンと比べても仕方ないのです。

「先週よりも飛んでる」
「この打ち方の方がヘッドが走る」
「このドライバーの方が飛ぶ」
「軽く振っても飛距離は変わらない」
などと、過去の自分と比べればいい。比較対象はトラックマンじゃなく自分です。

・試打クラブと自分のクラブを打ち比べる
・ヘッドスピードが速くなる打ち方を探る
・ミート率が上がる打ち方を探る
・その日の調子を確認する

私は上記のような使い方をしています。
「実際の飛距離やヘッドスピードと誤差があるのか」なんて、この際どうでもいいのです。
それよりも、自分の飛距離が伸びたのかが重要なので上達するためのアイテムとして使用することをオススメします。

昨日の自分を超えるための練習機器です。

使用例

私はミート率を上げるために一番多く使っています。ヘッドスピードが速くてもミート率が低いと飛びません。逆にヘッドスピードが遅くてもミート率が高いと飛びます。

女子プロゴルファーがよく飛ぶのはミート率が高いからなのです。ちなみに、下記の3つのデータは私のエースドライバーで打ったものですが、その象徴的な数値が出ています。

【使用クラブ】
MIZUNO MP TYPE-1ドライバー(9.5°)
・Tour AD PT-6(S) 44.5インチ(メーカーカスタム)

①ヘッドスピードが速くても、打点がブレるとミート率が低く、思ったように飛んでくれません。この時の打点はヒール気味でした。これは極端にミート率が悪かった。

②ヘッドスピードを抑え気味にして、軸がぶれないようにゆったりと振ってミート率重視にしてみると、、、ヘッドスピードが5.5m/sも遅いのにこちらの方が飛んでいます。この打球は、フェースのセンターでとらえた高弾道のドローボールでした。

③ヘッドスピードをもう少し早くして気持ちよく振り抜くと、ミート率が少し下がるけど飛距離が最も飛んでいます。フェースのセンター付近でとらえた中高弾道のドローボールでした。

目指すスイングが明確になる

上記のようにヘッドスピードは速ければ飛ぶってもんじゃない。でも遅いと飛距離には限界がある。

ヘッドスピードが速くてミート率が高いスイングを目指すためには数値がはっきりしてる方が調整しやすい。ブンブン振っても飛ばないって事が分かると、力みが抜けてゆったりとしたスイングができるものです。練習場で有効な練習がやりやすくなる。


ユピテル スイングトレーナー GST-7 BLE が安く購入できる。

あとがき

ゴルフの上達には、自分のスイングを知ることが大事です。
そして飛距離にはミート率が重要です。数値で確認しながら振った方がいい。
今までの自分を超えるために使って下さい。

それが飛距離アップ、そして上達の近道になります。