FOURTEEN フォーティーン D-036 のAw(アプローチウェッジ) を試打しました。どんなクラブなのか評価と感想をレビューします。
試打クラブ
Aw・51°・3°
【シャフト】
ダイナミックゴールド (WEDGE)
N.S. PRO 950GH HT (WEDGE)
フォーティーンから「やさしさ」を追求した状況別専用設計のウエッジが登場した。
バリエーションは、グリーン周りの「Aw」、バンカーショットの「Sw」、バンカー越えを高い球で乗せられる「Hw」、そのストレートネック仕様の「T.S.(Hw)」の合計4種類ある。
「DJ-33 ウエッジ」と比べると
ワイドソール+グースネックといえば、フォーティーンには「DJ-33 ウエッジ」がある。
これは実に打ちやすく、評価が高い。アマチュアのみならず、ツアープロも使用するこのウェッジは実際に芝に上で打つと、グースネックがボールにコンタクトしやすくて、とってもやさしい
。第一印象はその外観がそっくり。しかも同じ2017年に登場している。
これ、キャラが被ってないのかな、、、
DJ-33
バックフェースのくびれ、ワードソール、グースネック、、などの特徴がそっくり
構えてみると
構えてみると、グースネックがボールを包み込むように見え、分厚いインパクトを連想させてくれる。まっすぐに構えやすく、グリーン周りからチップインを狙いたくなる顔。そして、丸型の大きなフェース面がどっしりとして、安心感があるので、ラフでも芝に負けない安心感がある。
試打の評価は
グリーン周りからピッチエンドランを打つと、ゴミを右手でふわりとゴミ箱に投げるような感じで打てる。落し所を決めたら、そこに打つだけでラインに乗ってくれるから、実に簡単です。
いろんな打ち方を試したが、ソールが地面を滑るようにスクエアにヘッドを動かすだけでいい。手首の動きを抑えて、肩の動きで振り子のように振ると、ヒョイとボールを拾い上げてくれるし、スピンの効いた球がイメージ通りの距離感になる。
シンプルにいつも同じ打ち方をすればいいから、アプローチショットの迷いが出ない。少しダフっても滑りながら拾ってくれるから、チッパーのように楽チンです。打ちやすさの評価は最高点を付けたい。
フルショットを打つと、鋭角に打ち込まなくても、よくつかまって方向性がいい。100ヤード、90ヤード、80ヤード、とコントロールショットしても、距離感が出しやすいし、よくスピンがかかってる。
全部フェースのセンターでヒットしてるのか(そんなのありえない、、)スイートエリアが広いのか、とにかく芯で捕まえた感触になります。
ソールがス〜ッと滑ってくれるから非常にやさしくボールにコンタクトできるのです。振り幅を変えてもスピン量も安定してるから距離感が合いやすい。
打感は柔らかい。決してアスリート系のウエッジに劣っていない。
このアプローチウエッジは、シンプルにいつも同じショットを打つことが出来る。グリーン周りからキャリーとランの割合が一定になるから、落し所を決めるだけで1パット圏内に寄せやすい。
スピン量を操作して転がしたり止めたりするテクニシャンには向いていないが、安定したアプローチを手に入れたいゴルファーにとって強力な武器になる。
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シャフトは
標準仕様のシャフトは、Dynamic Gold (WEDGE)、N.S. PRO 950GH HT(WEDGE) の2種類のスチールシャフトと1種類のオリジナルカーボンシャフト(FT-61w)がある。
まとめ
フォーティーン D-036 のAw(アプローチウェッジ)は、グリーン周りのアプローチがシンプルに打てる。落とし場所を決るだけで寄せワンが取れる。本当に打ちやすい。
・グースネック
・ワイドソール
・柔らかい打感
・よく拾う
・ミスに強い
・距離感が合う
このAWは、いつも同じリズムでアプローチショットが打てる。それが一番大事なことかもしれない。
やさしさ 9
構えやすさ 9
スピン量 9
操作性 8
打感 8
プライス 9