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ピン「 i BLADE 」と「i200 アイアン」どっちがいいのか

PING ピン 「i BLADE」と「i200 アイアン」を打ち比べました。両者とも発売以来、かなり評価が高いモデルですが、どんな違いがあるのか、試打の評価と感想をレビューします。

試打クラブ

i BLADE
【番手】
7番(33°)
【シャフト】
MODUS3 TOUR 105(S)
i200
【番手】
7番(34°)
【シャフト】
MODUS3 TOUR 105(S)

PING i200 アイアン の中古クラブを検索


アスリートモデルは軟鉄鍛造が多い

キャディバッグに入れたくなる実に格好いいアイアンが各メーカーから一斉に発売され、ホンマ、ブリジストン、スリクソン、ミズノ、オノフ、フォーティーン、、、

どれを買っても後悔しないニューモデルたちは、軟鉄鍛造ならではの打感と操作性に、やさしさが見事に融合されている。

一昔前から比べると、進化がズゴイと思う。

アスリート向けのモデルは軟鉄鍛造と、決まり事のように各メーカーが開発してきたが、中にはステンレス鋳造の優れたモデルもある。

私は、やはり軟鉄鍛造アイアンが好きで、なかなか離れられない。

ライ角が微調整しやすいからだけじゃない。
時々鋳造アイアンを使ってみるけど、使って楽なのに長続きしないのです。

「軟鉄鍛造アイアンの打感依存症」っていう病気かもしれない。。。。

ピンから発売の2モデルはステンレス鋳造

PING(ピン)からステンレス鋳造のアスリート向け2モデルがリリースされたが、その試打の印象が素晴らしかった。

飛距離、操作性、ミスの寛容度、打感、かっこよさ、、、どれも素晴らしい。

しかもピンは、シャフトバリエーションが豊富です。

2モデルとも試打をすると「軟鉄鍛造じゃなくてもいいじゃん」って、思ってしまったのです。でも、この2モデルは、両者ともに満点の出来なので、どこがどう違うのか、検証したくなりました。

3球ずつ交互に打ちながら、そのデータを比較し、何度も何度もしつこく打ち続けたら、その違いが見えてきました。

【i BLADE(アイ ブレード) アイアン】(以前のレビューはこちら


PINGのアイアンが安く購入できる。


【i200 アイアン】(以前のレビューはこちら

共通して言える事は

まず、両者ともに共通して言えるのは極薄フェースがよく弾き、ノーマルロフトなのによく飛ぶ。

打感はマイルドで心地よい。

エストラマーCTPというバックフェース下部の詰め物が、余分な振動を取り除き、必要な情報だけが手に伝わる。

ミスヒットにも強く、オフセンターでも飛距離のロスが少ない。

ウエッジのようにハイバウンスに設定されたのソールの効果がよくわかる。

ダフリ気味のミスは回避できるし、芝が薄いライでも打ちやすい。
ピンi200アイアン のようなハイバウンスが打ちやすい理由とは
これら2モデルの素晴らしさは、何度もレビューしたが、軟鉄鍛造の設計上、技術上の限界を突きつけられたような気がしたのはショッキングな出来事だった。。

何回打ってもこの2つのアイアンは、凄い!

i BLADE

i BLADE

「i BLADE」は、インパクトでフェースの開閉がしやすい。つかまえたい時はスムーズにつかまってくれる。時には過剰につかまり過ぎることも。

逆にフェースのターンを控えめにすると力強いフェードになる。ライン出しでピンを狙うのは、こちらの方が楽にできる。球の高低も操作しやすい。打感はこちらの方が少しだけいい感じがする。

見た目のマッスルバックっぽさがカッコいい!

飛距離 4.5
構えやすさ 4.5
デザイン 5
打ちやすさ 5
操作性 4.5
打感 5+

i200

i200 アイアン

「i 200 アイアン」の方が、オフセンターでの飛距離のロスが少ない。操作性も楽で、適度につかまり、適度に逃がせる。

飛距離、方向性、スピン量の安定感は抜群にいい。ロフト角は1度違うが、こちらの方が少しだけ飛ぶ。

中級者からトップアスリートまで、ユーザーを選ばない。

飛距離 4.5
構えやすさ 5
デザイン 4.5
打ちやすさ 5
操作性  4.5
打感 5

PING i200 アイアン の中古クラブを検索

まとめ

PING ピン 「i BLADE」と「i200 アイアン」は、両者ともに打ちやすく、やさしく、アスリートの要求を満たしてくれる素晴らしいアイアンです。操作性にこだわるなら「i BLADE」、安定感を求めるなら「i200」

ピンのアイアンは全部いい。PINGをずっと使い続けるゴルファーが多いけど、一度使ったら離れられないかもしれない。