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ブリヂストン TOUR B JGR HY ユーティリティ の試打&評価

      2017/12/17

BRIDGESTONE GOLF ツアーB JGR HY を試打しました。どんなユーティリティなのか評価と感想をレビューします。

試打クラブ
【番手】
4番(22°)
【シャフト】
・JGRオリジナル TG1-HY (S)
・N.S.PRO MODUS3 TOUR105 (S)

ロフト角の範囲が広い

「TOUR B JGR HY ユーティリティ」の番手のバリエーションは5種類ある。U3(19°)、U4(22°)、U5(25°)、U6(28°)、U7(31°) と、3度刻みに19°から31°まであるのが驚き! これはかなり広範囲のカバーリングです。ちなみに前モデルはU2〜U7の6種類あったが2度刻みの19°〜29°なので、番手のバリエーションが減ってロフト角の範囲が広がったのです。

セミアスリートからアベーレージゴルファーがターゲットとなるユーティリティとしては、31°のロフト設定は大変珍しい。他のクラブメーカーを見ても30度以上のユーティリティには、なかなか設定がない。「ブリジストン PHYZ ユーティリティ」の7番(31°)、「ゼクシオ プライム ユーティリティ」 の8番(32°)などがあるがシニア用の商品群に限定される。アスリート向けながら片山晋呉プロ監修の「オノフ フェアウェイウイングス KURO」には、6番(30°)の設定があるのは興味深い。

ユーティリティの番手表示は無視していい

新モデルのU3と旧モデルのU2は、ロフト角シャフト長 ともに全く同じ設定である。このように、ユーティリティの番手別のロフト角やシャフト長は、同じクラブメーカー内でも定義がないので、番手表示は無視して使ったほうがいい。大事なのは、アイアンとのギャップが大きくならないようにする事。特にストロングロフトのアイアンと組み合わせる場合は、番手表示にこだわらず、その飛距離性能を考慮してクラブセッティングをした方がいい。このハイブリッドは、ノーマルロフトのアイアンに近いロフト設定なので、番手表示だけでクラブセッティングをしてしまうとロフト角の逆転現象になりかねない。事実、同シリーズの「TOUR B JGR HF1 アイアン」の7番アイアンのロフト角が26°なので、U6(28°)と逆転現象を起こしてしまう。アイアンの方が飛ぶなんて事にならないように注意したい。(以前のレビューはこちら→失敗しないユーティリティの購入術とは

構えてみると

構えてみると、ウッド型ユーティリティとしては標準的な大きさだが、クラウンのグラフィックの効果があり、大きく見える。ややグースネックがつかまりを予感させてくれる。「TOUR B JGR フェアウェイウッド」をそのまま小さくした顔で、これも直線的なフェース面が強調され、前モデルよりもターゲットに対してビシッとスクエアに構えやすい。「TOUR B JGR ドライバー」同様に、フェース面にパワーミーリングという細い溝が彫られている。これにより、安定したスピン性能で飛ばすことができる。

打ってみると

打ってみると、よく拾いよくつかまり、多めのスピン量の高弾道になる。自然にフェースがターンして、自然にボールをつかまえてくれる。地面の上をサラッと滑りながら拾ってくれるから、スイープに払い打つ方が安定感があります。オフセンターでも、同じような弾道になるし、よくキャリーが出てくれる。ちょっとハードヒットすると超高弾道になり、硬いグリーンでもポトリと落ちて止まってくれるが、風の抵抗はそれなりに受けそう。ハードヒッター向けのスペックじゃないからそこは心配しなくてもいいが、とにかくよく球が上がります。

このユーティリティは方向性が極めて優れている。アドレスでフェースの向きをターゲットに合わせてやると、見事にその方向に飛んでくれます。「9番アイアンのライン出し」っていうイメージで振り抜くと、ピンに絡んでくれる。適度なフェースのターンが実に心地よい感触になる。長めのアイアンが苦手なゴルファーが、もう1ランク上のショットになるかもしれない。簡単に高弾道でピンをデッドに狙っていけるので、アイアンの本数を減らしたくなってしまう。打感は柔らかめ。フェース全体がたわむ感触が心地よい。

ソールはフラット構造。テーラーメイドのスピードポケットのような溝がなく、芝の抵抗を軽減させている。これは「TOUR B JGR フェアウェイウッド」と同じ仕組みで、フェースの下部の内部にパワースリットがあり、たわみ量を増やす効果がある。このユーティリティは芝の上でよく走り、やさしくつかまるように考えられている。

このユーティリティのカテゴリーはライバルが多い。しかし打ちやすさに加えて、ロフト角の設定範囲が広いことが特徴であり1歩リードしている。U7のロフト角は31°だが、これはセミアスリートアイアンの7番アイアンの標準的なロフト角です。ロフトで迷うことなくアイアンの代わりにセッティングしやすい。また、3度刻みの設定も、アイアンの代わりに複数本数をセッティングしやすい。プロのセッティングもアイアンの本数が減る流れは止まりそうにないが、アマチュアは、アイアンは7番からが当たり前、そろそろ8番からの時代に突入するのか。。。(参考レビューはこちら→トーナメントプロのクラブセッティングから参考に出来る事とは

シャフトは

カーボンシャフトは2種類あり「JGRオリジナル TG1-HY」 は軽くて合わせやすい。これがよく球をつかまえてくれる。(S)で41〜44m/sぐらい。価格もかなりお値打ち。その他に、超軽量の「AiR Speeder G for Utilityシャフト」がある。スチールシャフトも2種類ありMODUS3 TOUR 105「N.S.PRO 950GH」が用意されている。よくつかまるヘッドなので、アイアンのシャフトと比較して大幅な重量ダウンは避けたほうが打ちやすい。
ブリヂストン TOUR B JGR HY ユーティリティ が、安く購入できる。

まとめ

BRIDGESTONE GOLF ツアーB JGR HY は、高弾道でピンをデッドに狙えるユーティリティです。アイアンとフェアウェイウッドのつなぎにもなるし、ミドルアイアンの代わりに複数所有すると強い味方になってくれる。。

・よく拾う
・よく上がる
・ミスに強い
・振りやすい
・よくつかまる
・方向性がいい

ショートアイアン感覚で150y〜200yが打てるから、1ランク上のゴルフが手に入る。これなら本気でアイアンの本数を減らす事が出来ます。

飛距離 4.5
構えやすさ 4.5
デザイン 4
打ちやすさ 5
操作性  3.5
打感 4.5

 - BRIDGESTONE, ユーティリティ