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ゴルフクラブの模倣品「ニセモノ」に気を付けたい・その手口と対策

      2017/12/30

最近のゴルフクラブの模倣品はヤバイ! ずいぶん前からニセモノのゴルフクラブは横行してますが、近年そのレベルが巧妙化しているので、注意して下さい。その手口と対策についてレビューします。

「模倣品対策ラベル」

中国出張に行って、、、

私は20年ぐらい前から年間5〜6回中国に出張しています。スケジュールの合間にゴルフを楽しむこともしばしばありますが、事前にプレイすることが分かっている時はキャディバッグを持参します。でも、前回の出張の時に上海近郊で突然ゴルフに誘われ、知人のクラブでプレーをすることになりました。

この20年間、中国の高度経済成長をまざまざと見せつけられましたが、ゴルフ事情も大きく変わってきました。新しいコースが次から次に造成され、その広大な土地を利用したコースセッティングはまるでアメリカの名門コースのように素晴らしい。コースのメンテナンスも日本の名門コース以上に管理され、クラブハウスの豪華さはまるで一流ホテル並み。ところが、、、久しぶりに他人のクラブでプレーをしたら、笑ってしまいました。。。

知人のクラブが偽物だった

用意されたクラブが3セットもあったので、私が選んだクラブはタイトリストのセットでした。

ドライバー「917D2」
アイアン「タイトリスト 716 AP2」
ウエッジ「ボーケイ SM6」
パター「スコッティ・キャメロン・セレクト/ニューポート2」

こんな感じ、、これ全部偽物って知ってて買ったらしい。(その日のゴルフを招待してくれた中国実業家のWさんがたくさん持ってるクラブの1つです)ところがプレーをすると、意外に打ちやすい(笑)、、、さすがに私には本物との違いが分かるけど、一緒に行った日本人の友人Tさん(アベレージゴルファー)は、「これ、私のクラブよりも打ちやすいぞ」って喜んでました。確かにそこそこ打ちやすい。。。でも、安全性が気持ち悪くてゴルフは楽しくなかった。。

偽物ショップに行ってみた

ゴルフのプレーよりも偽物ゴルフクラブが気になってしまって、帰りにWさんに連れられて近くのゴルフショップに行くとピカピカのゴルフセットがズラリと並んでいる。。ダンロップ ゼクシオ、キャロウェイ、本間ゴルフ、テーラーメイド、タイトリストなどの新品(?)のクラブが並んでいます。シャフトもちゃんとしてる(ちゃんと似せてある)。価格も安い。ドライバーは5千円〜2万円、フルセットで2〜5万円ぐらい。でも一見本物に見える。。

商品の外観上の違いは横に並べても見つけられないぐらいにソックリ。ちゃんとメーカーのホームページをプリントアウトした画像を見せてくれる。。なんと親切な店でしょう。。

素人には違いが解らない

もうこの模造品レベルは腕時計や革製品と同じレベルに到達しています。外観上は、ロレックスやルイ・ヴィトンの偽物のようにプロの鑑定士じゃないと見分けられないと思います。カーボンコンポジットのドライバーを似せるのは難しそうに思ったけど、カーボンの織り柄がプリント加工でそっくりに仕上げられている物もあります。商品のバリエーションは豊富で、シャフト、グリップ、ボール、シューズ、ウエア、キャディバッグなど、”無いものは無い”のが現状です。

国内では

残念ながら日本国内にも、かなり多くの「偽物ゴルフクラブ」が流通しています。オークションサイトやネット通販がその舞台になっているのです。特に高額商品は見極めなければなりません。スコッティ・キャメロンなどの高額パターや、中には収集家が飛びつきそうな限定品の模倣品も数多く出回っています。「〇〇プロのサイン入り」っていうパターンもあります。中には”地クラブ”のような、かなりレアな商品も被害に遭っています。無いものは無いと思っておいた方が正解かもしれません。

怖いのは安全性

ニセモノだけど、打ちやすいから「まあいいや」なんて思わないで下さい。こうした模倣品は外観を見ただけでは正規品との見分けがつかないし、案外打ちやすかったりするけど、品質や安全性で劣るため重大な事故が発生する恐れがあるのです。もちろん海外でニセモノを購入した場合は国内への持ち込みは禁止されています。ニセモノだと知ってて買ったなら使うのはやめたほうがいい!それよりも、本物だと信じて使っているのが怖いのです。自分だけじゃなく周りの人にも危害を与える可能性があります。

防衛策は

ニセモノを買わされないための対策は下記の通りになります。

①模倣品対策ラベルの確認

JGGA(日本ゴルフ用品協会)が、2012年1月より「模倣品対策ラベル」の使用を各クラブメーカーに推奨しています。

このようにシャフトに貼られています。

2017年秋以降の商品から新しいラベルにデザインが一新されました。

旧ラベル

新ラベル

このラベルは義務付けされていないので、採用していないメーカーもあります。そもそも、そのシールが本物か偽物かを一般消費者が判別できるのかという疑問もあります。

②メーカーの保証書の確認

新品の場合はメーカーから保証書が付属されているので、それが判別の方法の1つ。「アメリカ直輸入」の商品はメーカー保証が付きません。中古クラブの場合もほとんどがメーカ保証書がない。

③オークションサイトからの購入は判別が難しい

オークションサイトでの判別はかなり難しいです。ある程度のリスクを承知の上で落札するしかありません。

④あやしいネットショップから購入しない

ショップの情報(住所、会社名、電話番号)、キャンセルの条件などがしっかりと書かれているお店を選びたい。メーカーからの卸値に大きな差が生じないので、大幅に安い店は疑ったほうがいい。大手のゴルフショップ、メーカー直販店以外の場合は、値段だけじゃなく評価が高くて信頼できるショップを選びましょう。

まとめ

ゴルフクラブの模倣品は、かなりレベルが上がってきました。外観だけでは素人には判別できないレベルに到達しています。偽物商品を使うと、重大な事故を引き起こす可能性があるので絶対に使わないようにして下さい。

購入しないための対策は「模倣品対策ラベル」や「メーカー保証書」の確認で、ある程度は防げますが、何よりも信頼できるショップで購入することです。”オークションサイト”や”安いショップ”では慎重に購入して下さい。

「一般財団法人 日本ゴルフ用品協会(JGGA)」が注意を呼びかけています。
詳しくはこちらのページを御覧下さい→「模倣品について(JGGA)

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